今日(1/13)は、二ツ箭山へ。
蓋し、週一の山歩きという習慣は大切、守らないと心体に良くありません。
昨年は環境が変わってペースがつかめず、山行が儘なりませんでしたが、
おかげ様で、その環境にもだいぶ慣れて来ました。
今年は、心体を大切にし、週一回の山遊を心がけたく願っています。
御滝に礼し、謙廉。
駐車場でhondaさんと、バッタリ。先行します。
浩然の気溢れる、hondaさん。
水の精の律動に歩を合せ・・・
お喋りを愉しみながら。
水の声は、さやか。
〆張り場から、山脊へ。
岩場に直下。呼ばわる響に、耳清ませます。
「天へ、天から」。
今日はhondaさんが登攀のモデル。
基部へ上り、次は女岩。
男岩の激に、応えます。
女岩を頂きました。
雲さんの気勢に押されます。
雲を透して、陽精の頌。
直ぐに、テラスへ。たくさんの常連さんの姿。
再会を祝します。
みなさんの相変わらずに元気を頂戴しました。
ひと時、歓談、四方山話。
お隣さんは、良質なタンパク質。(笑)
それを羨望しつつ?私は鍋焼きタイム。
先着のみなさんを見送り、テラスに独り。
雲さんが忖度してくれたのか?青空が広がります。
陽精と語らい、
しばし黙想。
オーストラリアが燃えています。『毎日新聞』の「余禄」子は
「オーストラリアの先住民アボリジニには、
コアラをいじめると干ばつになるという伝承がある。
コアラはもともとある部族でみんなの迫害を受けた少年で、
彼をあわれんだ精霊がコアラに変身させたのだ。
少年は部族で平等に分けられる水すら親族に取り上げられた。
コアラになった後は精霊の加護で水を必要としなくなり、
高い木の上で暮らすようになる。人々はこの話から
コアラに手を出すと精霊によって水を奪われると語り伝えた」
と紹介し、
コアラは既に数万匹が焼死、他に動物の犠牲は10億匹とも伝えています。
記録的乾燥、火災旋風、火災積乱雲・・・凄絶な有様に言葉がありません。
「余禄」子は、
「(気候変動という)人の営みが招いた干ばつが
精霊たちの森を焼き尽くす今日、やけどを負い、水を求めるコアラは
人類の未来を暗示してはいないか」
と結んでいました。
「水」と「火」という、彼我の違いこそあれ、肯首せぬ人はいまい…。
いい時間をすごせました。感謝。
帰りは、沢コースへ。修験台から、”夫婦岩”。
睦まじく天を仰ぎます。
沢へと降り起って、水の精にご挨拶。通行の許しを乞います。
水の時間、水の頌に合せられます。
その思想は、純真無垢。
水の精の翔逸、翔華。
そしてその翔躍に与って・・・
無事の下山、
心遊の山路に、
感謝。
fin