しずけき、水の頌。
今日(2/25)は、二ツ箭山へ。
朝の散歩のときはいい天気でしたが、
さてと発つ頃になると、空に厚めの雲が張り出し、
ちょっと心配になりました。が、杞憂。
いわき市は小川につくころには晴日となり、
復路こそ雲が優勢となったものの、
朗朗の運歩に恵まれました。
感謝。
水に礼すれば、その謙廉に合わせられます。
奏でられる旋律に、耳澄ませ。
〆張り場に。
ここから山脊へと、心拍を上げます。
岩場に直下。
"天へ、天から生きよ"と、呼ばわる響。
あの窓を目指して。
攀じる私へ、大きなエ~ル。
女岩を頂けば、陽精の讃歌、雲の頌。
総身が浴します。
たくさんのエ~ル、透明な力が、
しみてきます。
"みずからにも
とおときまで きょうわがこころのただしさ
わるいこころは すこしだけ わく"
~八木重吉
ありがたさに、こころみたされ、
岩場のテラスへ。
おだやかな陽気に、
S藤さん、O内さんは方位盤に上がって寛閑。
そしてベンチには、
Y田さん、T田さん、そして佐藤さんの姿も。
ごめんなさい、何だか私の圧が強すぎたようで、(笑)
T田さんの譲坐に与ってしまいました。感謝。
昼餉のひと時、
佐藤さんと歓談、四方山話(下界の話ばかり?)。
食し了え、まったりしていると、
だんだん雲が優勢に。
雲勢は衰えそうもありません。
帰るとしましょう。
修験台へと駆けると、nakajimaさんと、バッタリ。
あいかわらずのご様子で何より。元気をたくさん頂戴しました。
修験台から"夫婦岩"。むつまじく唱を合せます。
沢床に降り起てば、水の頌。
礼して許しを請います。
凍りの吹奏楽に耳清ませ。…
水の精と語らいながら。
水の頌は…
翔逸、翔華、
翔踊。
その祈りは、
"Grace be with you".
無事の下山、
山路の仁宥に、
感謝、感謝。
Fin