今日(1/20)は、二ツ箭山へ。
暦の上では大寒。なのですが、
いわき市は小川に辿り着けば、3月4月を思わせるような暖気暖香。
そして岩頂に見渡せば春霞と、
ひと時、春の前味にひたることが許されました。
翔逸…
水に礼すれば、その謙廉に合せられます。
水の精と言葉を交わしながら。
〆張り場で沢に別れ、山脊へ。
途中、O内さん、M浦さんご夫妻に追い着きました。
心肺との語らい…
岩場に直下。
"天を仰げ、天から生きよ"と、呼ばわる響。
鎖、ロープが有り難い。
一息入れ、男岩のエ~ルに応えます。
女岩を頂くと、…水平線は認められず、一円に霞み。
でも、陽精の頌は高らか。
しばし、黙想。
テラスには、S藤さん、asanoさん、Y田さんの姿。
すると、降りかけた、佐藤さんの声。
今日も、夫君と共に。
午後に所用、行を早めておられるとのこと。
S藤さんに席を空けて戴き、昼餉の準備。
お腹空いたぁ~。
座談、懇談、歓談、花が咲きます。
みなさんを見送り、テラスに一人。
空と語らい、陽精の頌に聴き入ります。
アランの言葉に、――
『しあわせだから笑っているのではない。
笑うからしあわせなのだ』と。
もっと敷衍していい。
しあわせだからたのしいのではない。
たのしいからしあわせなのだと。
『なるほど、われわれは他人の幸福を考えねばならない。
その通りだ。しかし、
われわれが自分を愛する人たちのためになすことができる最善は、
自分が幸福になることである。
このことに人はまだあまり気づいていない』
とも。
山に上るとたのしい、たのしいから山に上る、…
それはつまりしあわせだということだ。
たのしいという感情性は、快とは違うなにものかである。
帰りは、いつもの沢コース。
修験台から、"夫婦岩"。睦まじく唱和します。
水の精にご挨拶。通行の許可を請います。
樹々には天への讃歌。
水の時間に歩を合せ…
言葉を交わしながら。
水の翔逸、翔華、翔踊に与れば…
山路は了わり。
無事の下山、
山路の温恤に、
感謝。
Fin