あるく

~山の恵みの備忘録~

二ツ箭山/温恤 2018年1月20日


 今日(1/20)は、二ツ箭山へ。
 暦の上では大寒。なのですが、
 いわき市は小川に辿り着けば、3月4月を思わせるような暖気暖香。
 そして岩頂に見渡せば春霞と、
 ひと時、春の前味にひたることが許されました。



 翔逸…
 水に礼すれば、その謙廉に合せられます。
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 水の精と言葉を交わしながら。
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 〆張り場で沢に別れ、山脊へ。
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 途中、O内さん、M浦さんご夫妻に追い着きました。
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 心肺との語らい…
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 岩場に直下。
 "天を仰げ、天から生きよ"と、呼ばわる響。
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 鎖、ロープが有り難い。
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 一息入れ、男岩のエ~ルに応えます。
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 女岩を頂くと、…水平線は認められず、一円に霞み。
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 でも、陽精の頌は高らか。
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 しばし、黙想。



 テラスには、S藤さん、asanoさん、Y田さんの姿。 
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 すると、降りかけた、佐藤さんの声。
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 今日も、夫君と共に。
 午後に所用、行を早めておられるとのこと。 
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 S藤さんに席を空けて戴き、昼餉の準備。
 お腹空いたぁ~。
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 座談、懇談、歓談、花が咲きます。
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 みなさんを見送り、テラスに一人。

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 空と語らい、陽精の頌に聴き入ります。

 アランの言葉に、――
 『しあわせだから笑っているのではない。
 笑うからしあわせなのだ』と。
 もっと敷衍していい。
 しあわせだからたのしいのではない。
 たのしいからしあわせなのだと。
 『なるほど、われわれは他人の幸福を考えねばならない。
 その通りだ。しかし、
 われわれが自分を愛する人たちのためになすことができる最善は、
 自分が幸福になることである。
 このことに人はまだあまり気づいていない』
 とも。
 山に上るとたのしい、たのしいから山に上る、…
 それはつまりしあわせだということだ。
 たのしいという感情性は、快とは違うなにものかである。


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 帰りは、いつもの沢コース。


 修験台から、"夫婦岩"。睦まじく唱和します。
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 水の精にご挨拶。通行の許可を請います。
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 樹々には天への讃歌。
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 水の時間に歩を合せ…
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 言葉を交わしながら。
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 水の翔逸、翔華、翔踊に与れば…
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 山路は了わり。
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 無事の下山、
 山路の温恤に、
 感謝。


 Fin