あるく

~山の恵みの備忘録~

二ツ箭山/和愉 2020年1月25日

 今日(1/25)は、二ツ箭山へ。

 毎週同じ山へ通うなど、傍からは、「?」な人間でしょうか。

 「私には、習慣が第二の自然本性であるように、この自然本性は

 第一の習慣にほかならないのではないか、という気がする」

 とは、パスカルの言葉。或る人はまた、

 「習慣は基本的に、人間に自然本性的にそなわっている可能性が

 何らかの程度まで現実化され、完成された状態と定義できる」

 とも。

 哲学者は、生来の能力が完成された状態を習慣と名づけます。

 人間の生来のどんな能力が、山の習慣として顕れるのかな・・・

 たのしいからこその、習慣。山へ上る者は、幸いなる哉。

 

 

 御滝に礼し、謙廉。

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  水の精の頌に歩を合せます。

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 〆張り場から、山脊へ。 

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 岩場に直下。呼ばわる響に、耳澄ませます。

 「天へ、そして天から」。 

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  男岩/女岩とを分つ基部へ。次は女岩の岩壁。

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  男岩のエ~ルに応えます。

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 女岩を頂きました。 さやかに陽精の頌。

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 「うすら陽がみなぎっている

 こころはやさしくたかぶり

 醜いことをかんがえても

 そのかげは花のようにうつくしい」

 八木重吉

 

 

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 岩場のテラスへ。

 先の週に引き続いてのM浦さんご夫妻やO内さん等常連のお姿が。

 交ぜて頂き、歓談、四方山話。 

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 安上がりな?鍋焼きうどん。 

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 T田さんは歩荷訓練と称して座木の荷上げ。

 今日はもう一回上げるそうな・・・。 

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  みなさんを見送り、居合わせたご夫婦としばし雑談。

 サンヒーターは「低」ながら、温もりは充分。

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 温もりました。帰るとしましょう。

 いつもの沢コースへ。 

 

 修験台から男岩/女岩。

 天を仰ぐ姿があまりに睦まじいので、「夫婦岩」と呼んでいます。

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 沢へと降り起ち・・・ 

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 水の精に通行の許可を乞います。 

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 「水のおとが きこえる 

 水の音のあたりに胸をひたしてゆくと

 流されてゆくと

 うつくしい世界がうっとりとあかるんでくる」

 八木重吉

 

 

 

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  水の精と語らいながら・・・

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  後はすたこら。

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 水の精の翔逸に与って・・・ 

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 無事の下山、

 山路の和愉に

 感謝。

 

 fin