イイデリンドウ、ひとすじの気持。
今回(7/15-16)は泊りで飯豊、大日岳へ。
川入御沢キャンプ場から。
予報は芳しくなく、少しずらそうかと思いましたが、
この後、カレンダーにはいろいろと行事が入り込んでおり、
天気を選ぶ余裕はなく、行けるときに行くのが一番と、
思い直しました。
いずれかの時点で雨にあうものと覚悟して臨みましたが、
二日目こそ、小雨からドシャ降りまで雨のオンパレードに
見舞われたものの、
初日は、雲と遊んで、御西への道を悠悠と闊歩、
たどり着いた御西の小屋では、
山の同士との楽しい語らいのひと時に恵まれました。
感謝です。
(参考タイム;7/15;御沢キャンプ場発04:13~05:48上十五里~06:36横峰~07:59剣ヶ峰~08:20三国小屋~10:05切合小屋~10:54草履塚~12:40飯豊山頂~13:17駒形山~14:10御西小屋着
7/16;御西小屋発04:22→05:33大日岳→06:45御西小屋発08:01~09:15飯豊山頂~11:05切合小屋~12:36三国小屋~[雨がひどく撮影断念-画像デ~タ無し]~15:45御沢キャンプ場着)
森の古老にご挨拶。分け入ります。
倒木はなかなかの幹径、丁寧に処理されてます。
感謝。
熊の爪磨き?
『笹平』は何とか読めました。
空のご機嫌を伺います。
三国岳にお目見え。稜線には雲がにぎやか。
地蔵山の卷道、峰秀水は元気溌剌。有難く頂戴します。
川入から入るメリットは「水」。
盛夏でも水1リットルの携行で安心して発てます。
その分を飲み干して、此処で1リットル補給、さらに
切合までにそれを飲み干し、其処で1リットルを補給する。
そして次の水場へ~と繋いで行けるからです。
それじゃ足りない方も、中には、いらっしゃるかな。
水は生命、飯豊は生命のお山です。
早く上がって来いと、三国岳が招きます。
花のエ~ルがうれしい。
さて、剣ヶ峰。なんとも重そうな雲です。
路傍の花が鼓舞します。
笑んで迎えてくれたヒメサユリ。
きれいだよ~と声かけながら。
梅雨雲がたむろしています。
雪たっぷりの七森沢。
剣ヶ峰に到着。
岩はやや湿り気味、慎重に行きましょう。
三国小屋です。
管理人の金子さん、お久しぶりです。
お隣はyokooさん、友だちの友達は友だち?
おにぎり1個。
三国小屋を後にします。
雲洗う七森。
不思議と雨にはなりません。???
眺望無し、そんな時は
花との語らいが唯一の慰めです。
いつものカンバにご挨拶。
ちょっと、ひと息。来し方を振り返ります。
運歩は快調。
種蒔山の頂稜へと起てば…
眼前に、飯豊本山、そして草履塚。
"Welcome back".
登山道には雪を被る箇所もありますが、
繋いで進みます。
そして最後、笹薮に沿って降りればOK.
再び、雪の上に乗りますが、無問題。
切合で、おにぎり1個。
水は小屋前まで引水してあり、有難く頂戴して出発。
草履塚が迫ります。
あの雪の斜面を上ります。夏道が出ているのはほんの一部。
勾配は緩く、コケても持って行かれる様なことはありません。
アイゼン無しでも、スプ~ンカットに足をのせればOK。
アカモノのエ~ルに応えます。
草履塚到着。
時折雲が割れて青空が顔を出してくれますが…
何とも雲日和。
草履塚から進むと、
ウスユキソウが笑んで迎えてくれました。
そして、ダイモンジソウも…
キスゲもとくれば、足はますます軽く。
御秘所が迫ります。奥には飯豊本山。
岩場に取付いて飯豊本山…
そして御秘所沢。
了えると、御前坂が。
花々のねぎらい、エ~ルに応えます。
『大日岳/和心(二)』につづく。