あるく

~山の恵みの備忘録~

磐梯山/東尾根/恵慈(前篇) 2017年3月20日

 沁みてくる、衷心。
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 今日(3/20)は、磐梯山へ。

 私の運転でも安心して猪苗代へ行ける、
 そんな時節となりました。
 登り初めは、東尾根。
 雪がついているときだけの特別です。
 朗天の下、心ゆくまでお山と語らうことが許されました。
 感謝。
 今年は、雪が多く、周辺のスキー場は営業を延長、
 4月2日?までとか。
 春山を長く愉しめそうです。

(参考タイム;猪苗代スキー場駐車場発06:10~08:26東尾根の取付~10:46磐梯山頂~11:20弘法清水~13:23猪苗代スキー場駐車場着)



 朝陽のエ~ルをうけて、出発。
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 ゲレンデに雪はたっぷり。
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 影が相棒?
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 前日の下りのトレースが凍り、
 歩きやすくもあり、歩きにくくもあり。
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 ゲレンデに、ひと息。湖がかすみます。
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 先行にお一人。
 この圧雪したゲレンデにスノーシューとは…
 ん~、kobayashiさんしか思い浮かびません。
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 ゲレンデにわかれ、赤埴の山脊へ。
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 山脊にのれば、お山からの響、"達者で何より"。
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 この連休でトレースはしっかり踏み固められており、
 おかげで、運歩はすたこら。
 お山が笑んで迎えてくれました。
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 櫛ヶ峰からの挨拶が届きます。
 "今日は寄れません、あしからず"。
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 沼の平へ。
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 "衛兵岩"と挨拶を交わして…
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 左に折れ、東尾根の取付へ。
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 この天気は、きっと、お山の恵慈。
 感謝が溢れます。
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 取付で先行者に追いつけば、やっぱりkobayashiさんでした。
 患いを乗り越え、それでも山へ、そして山から。
 お互いの、山に登れる幸せを、喜び合います。
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 ついでに私も。(笑)
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 kobayashiさんは、用があるため、ここを山頂とし、
 下られるとのこと。再会を約して。

 私は飲んで、食べて、アイゼンを装着して、
 いざ!
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 足のもぐりはふくらはぎから膝あたりまで。
 けっして楽ではありませんが、
 これが何ともたのしくて、たのしくて。
 
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 こんな日に上れる幸せ、…
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 ありがたい、ありがたい。
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 慈悲の顔のような、…
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 やわらかな顔が招きます。 
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 櫛ヶ峰からのエ~ル。
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 何という親しさであることよ。
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 この尾根を、
 畏れの感情なしに上ることはできません。
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 sky blue, and snow white …
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 振り返って、my trace.
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 まだ、湖はかすみます。
 でも、暖かいからいいか。
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 あのスカイラインへ。
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 終点は目と鼻の先、ひと息入れましょう。
 せまくテラス状になった場処にザックを降ろします。
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 お山の響に耳清ます、ひと時。
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 雪を被った岩肌が、
 "この世界は浅はかだとわたしにつげる"。 八木重吉
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 この場処が、私のお気に入り。
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 飲んで、食べて、英気は十分。
 いざ。


 数分で、東尾根の終点に。
 南へと落ちる稜へ合わせられます。
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 振り返れば、櫛ヶ峰の笑み。
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 山頂を目指しましょう。
 あのピークは、残念ながら、ダマシ。
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 アイゼンを頼りに、えっちらおっちら。
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 雪の造形と…
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 語らいながら。
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 山頂は直ぐ、其処!
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 ふ~、息をととのえ、
 雪の装束をまとった祠にタッチ。…
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 磐梯山/東尾根/恵慈(後篇)』に続く。