あるく

~山の恵みの備忘録~

磐梯山/東尾根/恵慈(後篇) 2017年3月20日



 磐梯山/東尾根/恵慈(前篇)』からの続きです。



 陽精に祝福され、磐梯山を頂きました。
 さすがに春、頬にあたる風にいたさこそないものの、
 雪のつき具合は厳冬の様相、雪の華が咲き溢れています。
 冬の間来れずにいた私への心づくしかな。
 ありがとう。

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 雲の祝福にも与り、いっとき、幽境に遊んでいると、
 お一人、リゾートスキー場から来頂。
 おかげで、証拠写真をば。
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 この方に撮って頂きました。感謝。(茨城の方)
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 陶然と雪世界。
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 と風伯のロマンに惚けます。
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 いい時間に、感謝。

 陽精の頌に促され、そろそろ帰ろうかな。
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 櫛ヶ峰が頌を合せれば…
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 雪華も一途に応えます。
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 若雪が…
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 まぶしい。
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 櫛ヶ峰と語らいながら。
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 雪を刻んで、風伯の痕跡。
 
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 弘法清水で、ひと息。
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 "天を仰げ、天から生きよ"と、呼ばわる響。
 お久しぶりです、天狗岩。
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 ショートカットして沼の平へ。
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 降り起てば、
 お山がしずかにひかりをたたえています。
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 "まことに待つことは善きことなり。
 すべての善きことは待ってきたる。
 春は待ってきたる。
 自由は待ってきたる。
 平和は待ってきたる。
 天国もまた待ってきたる。
 とき到れば、すべての悪しきことは去って、
 これに代わりてすべての善きことは来たる。
 ゆえに善きことをなさんとするにあたって、
 われらは必ずしも自ら進んで、しいてこれをなすを要せず。
 静かに待ちてこれをなすをうべし。
 活ける神の治めたもうこの宇宙にありて、
 待望は休止にあらず。
 まことに詩人ミルトンの言いしがごとく
 『待つ者もまた勤むる者なり』"
 とは、内村鑑三の言葉。

 
 "然うだ"と、お山が肯います。

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 雲の影をしたたらせ、お山の祈りは、
 "Grace be with you".

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 すっかり、小春日和。
 安らかな力がしみてきます。
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 "またいつでも来な"。
 "はい、ありがとうございます。"
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 往路を復して、ゲレンデへ。
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 あとは、すたこら。
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 無事の下山、
 恵慈の山路に
 感謝、感謝、感謝。


 Fin