あるく

~山の恵みの備忘録~

二ツ箭山/慈恩 2016年12月25日


 今日(12/25)は、二ツ箭山へ。

 12月25日はクリスマス、
 新約書の主人公、キリスト降誕の日として、
 世界中で祝われています
 記述によれば、彼は、祈るためによく山に上られたとのこと。
 叱られるかも知れませんが、
 彼は山人であったと、私は思っています。
 彼の言葉をかみしめながらの、一歩一歩となりました。
 感謝。


 曰わく、――
 
 「自分の貧しさを知る人は幸いである
 天の国はその人のものだからである。
 悲しむ人は幸いである、
 その人は慰められるであろう。
 柔和な人は幸いである、
 その人は地を受け継ぐであろう。
 義に飢えかわく人は幸いである、
 その人は満たされるであろう。
 あわれみ深い人は幸いである、
 その人はあわれみを受けるであろう。
 心の清い人は幸いである、
 その人は神を見るであろう。
 平和をもたらす人は幸いである、
 その人は神の子と呼ばれるであろう。
 義のために迫害される人は幸いである、
 天国はその人のものだからである」。

 (『マタイによる福音書』から;
 ~フランシスコ会聖書研究所訳)


 水の翔華、
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 翔逸、
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 翔舞。
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 その謙廉に合わせられます。
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 岩場に直下、呼ばわる響。
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 "天を仰げ、天から生きよ"と。
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 女岩を頂けば、月山のうた。
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 空も洋も雲も、陽精に頌を合わせます。その調べは…
 "Grace be with you".
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 「だから、あなたたちに言っておく。
 命のために何を食べようか、体のために何を着ようかと
 思い煩うな。
 命は食べ物にまさり、体は着る物にまさっている。
 からすのことを考えてみなさい。
 まくことも、刈ることもしない。納屋も倉もないが、
 神はそれらを養っていてくださるのである。
 あなたたちは鳥よりも、はるかに価値のあるものではないか。
 あなたたちがどんなに思い煩っても、
 だれが、寿命を一刻でも延ばすことができるだろうか。
 このようにささいな事さえできないのに、
 どうして、あなたたちはそのほかのことを思い煩うのか。
 ゆりの花のことを考えてみなさい。
 つむぐことも、織ることもしない。
 あなたたちに言っておく。
 栄華を極めたときのソロモンでさえ、
 この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。
 きょうは野にあって、あすは炉に投げ入れられる草をさえ、
 神はこのように装ってくださるのだから、
 ましてあなたたちに対しては、なおさらであろう。
 信仰の薄い者たち。
 だから、あなたたちは、
 何を食べようか、何を飲もうかと求めたり、
 また思い煩ってはならない。
 これらはすべて、この世の異教徒がせつに求めるものである。
 しかし、あなたたちの父は、これらのものが、
 あなたたちに必要であることを知っておられる。
 だから、あなたたちはただ、父の国を求めなさい。そうすれば、
 これらのものも加えて、あなたたちに与えられるであろう」。

 (『ルカによる福音書』から)



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 「koizumiさんですか?」と声をかけられ、目をパチクリ。
 越後の方で、拙ブログをご覧頂いているとのこと、恐悦至極。
 お話を伺えば、あ~、あのtoujimaさんでしたか!?
 ヤマレコで、知る人ぞ知るお方、後ろ姿ならと…。
 愉しいお話、有難うございました。ご健行を祈り上げます。
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 さて、鍋焼きタイム。

 テラスには、
 asanoさん、T田さん、S藤さん、M藤さん、kiyoさん~
 常連のみなさんの憩い。交ぜて頂き、歓談、四方山話。 
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 今日は雲の集会日かな?
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 うみからのやさしいまなざしがとどきます。
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 「良いお年を」とお別れし、
 久しぶりに男岩へ寄ることに。

 こちらはちょっと危険度が増します。
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 ロープ、鎖を離せません。
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 男岩を頂いて、「ふ~」。
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 男岩から、まじまじと女岩。
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 男岩を降り、登り返して女岩、帰りは沢コースへ。


 "夫婦岩"がむつまじく唱を合せます。
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 雲を除けて、
 陽精も讃いだしました。
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 沢に降り起ち、水の精にご挨拶。
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 のんびり、のほほん、足もとに気を配りながら。
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 水の謙廉…
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 その声に耳清ませます。
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 あなたの敵を愛しなさい。
 人に善を行ないなさい。
 また、何も当てにしないで貸してやりなさい。
 そうすれば、あなたがたの報いは大きく、
 あなたがたは、いと高き者の子らとなるであろう。
 いと高き者は、恩を知らない者にも悪い人にも、
 情け深いかただからである。
 あなたがたの父が慈悲深いように、
 あなたがたも慈悲深い者となりなさい」。

 (『ルカによる福音書』から)



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 無事の下山、
 ひと時の慈恩に
 感謝、感謝。


 Fin