『磐梯山東尾根/春魂(前篇)』からの続きです。
お山を頂けば、欣快。
欣暢のひと時、飯豊の光につらぬかれます。
燦然と輝くその荘重を背にパチリ。
居合わせた登山者の方に撮っていただきました。
感謝。
まぶしい飯豊。
(蒜場山~烏帽子山)
(西大日岳~大日岳、白く紛れて牛首山、櫛ヶ峰)
(御西岳、稜線にちょこんと天狗岳のピーク)
(駒形山、そして飯豊本山。白く紛れて三国岳、地蔵山)
"Grace be with you"。
飯豊の気持が貫けています。
風もなく、暖か。天鏡の湖。
北には朝日連峰、月山。エ~ルが届きます。
良い日和に長居をしました。
そろそろ帰りましょう、弘法清水を廻ります。
櫛ヶ峰と言葉を交わしながら。
大気の情緒が不安定?
飛行機雲が薄いヴェールに影を落とします。
彩雲に、愉快な飛行機雲の影。
小屋前で休憩、パン1個。
進む雪解け。
飯豊のねぎらいに、感謝。
天狗岩も恙なく。
"天を仰げ、天から生きよ"と呼ばわります。
…for I am listening.
沼の平には浩然の気。
温顔が
すべてを洞察します、――。
"有難う"。
お山と語らう運歩。
まどろむ陽精。
"またいつでも来な",
"はい"。
赤埴の山脊を離れ、ゲレンデへ。
"Grace be with you",
…こだまする、お山の祈り。
無事の下山、
お山の厚情、
春魂、春光の山路に
感謝、感謝、感謝。
Fin