朗達の、大磐梯。(櫛ヶ峰から)
今日(11/15)は、磐梯山へ。
この頃は、天気に恵まれず、櫛ヶ峰からの大磐梯とじっくり語らえておりません。
そのことを心に懸けておりました。
天気は良さそう。まとまった雪の到来前にと思い、早起きして、いざ。
場合によっては今年最後の磐梯山行になってしまうかな? 心して。
夜明け前。いつもの猪苗代スキー場から。
ゲレンデトップに起てば、朝陽のエ~ル。
(新しいピン長~磐梯山デビュー)
今日の第一義は櫛ヶ峰。宙が純なうちにと、そそくさ運歩。
沼の平へ。
沼の平には、静謐。
"Good day to you". ~朝のご挨拶。
大磐梯や天狗岩に激され、爆裂の縁に起てば・・・
はるか飯豊から清けき響。
たたずめば、その荘重、荘潔に合わせられます。
ゼェゼェの?ひと登り、櫛ヶ峰を頂きました。
ふ~、眺覧、周覧のひと時。
「天地の大徳を生という」・・・
思想を交換・・・
大地の心に合わせられます。
朗邁、超脱の世界。
峰々には、団欒。
お山と語らうひと時。
"Speak, my friend, for I am listening".
呆ける、ただそうしているだけで、
私の心に渦巻く悪い考え、鬱々とした思い、そうしたもののすべてが吸い取られ、
かわりに、天と地とに充満する、その信、その望、その慈愛とが、惜しみなく、
わたしの心に注がれるのです。
尽きることなく、無限に、決して挫折することなきものとして。
"Grace be with you". ~お山の頌は、祈り。
心行くまで、いい時間を過ごせました。感謝。
わたしは安んじ、もう足れり?
このまま帰ってしまってもいいのですが・・・
大磐梯に寄らないわけにもいかないな。
天へ、天から、呼ばわる天狗岩。
弘法清水小屋に寄って、澁谷さんにご挨拶。
"Go To"の勢い?10月の登山者は昨年の二倍だったとか。営業は本日まで。
登山道はガチガチ。ピン長が能く働きます。
大磐梯を頂きました。湖の祝福。
先ほどお邪魔した、櫛ヶ峰。
居合わせた方にお願いし、飯豊とツ~ショット。
一帯を統べるのは、やはり飯豊。
長居は無用。帰るとしましょう。
すたこら、沼の平へ。
いつもの場処で、ひと息。大磐梯と語らいます。
「仁遠からんや、我れ仁を欲すれば、斯こに仁至る」とは、孔子の言葉。
人はみな愛情や真実にあふれた、善意の生活への可能性を直ぐ其処に有っている、
それは人人の努力、自分自身の努力によってこそ、というのが根幹ではある。
はたして、人にその実力はあるのか。~お山は問うている。
"See you, later".
後は、すたこら。
川桁山の祝福に与って・・・
無事の下山、
嘉恵の山路に、
感謝、感謝、感謝。
【おまけ】
今日は空気が澄んで、遠くまで見渡せました。
燧ケ岳、会津駒ケ岳(赤埴山から)
越後三山方面(赤埴山から)
浅草岳(赤埴山から)
朝日連峰(櫛ヶ峰から)
月山(櫛ヶ峰から)
鳥海山(櫛ヶ峰から)
飯豊連峰(櫛ヶ峰から)
大日岳、西大日岳、等々(櫛ヶ峰から)
御西岳(櫛ヶ峰から)
飯豊本山(櫛ヶ峰から)
大日岳(櫛ヶ峰から~こんなにクリアに撮れたのは初めてかな?)
御西小屋や・・・
飯豊本山小屋まで撮れています。
外にもたくさん撮れましたが、これぐらいで・・・