あるく

~山の恵みの備忘録~

杁差岳/千本峰~素秋 2013年11月3日

 
 今日(11/3)は、飯豊・杁差岳へ。
 山友二人がエブリに行くという。
 ヒョイと交ぜてもらいました。

 
 大石ダムがどうも遥かに感じられ、
 エブリをと考えると、
 変則ですが、つい丸森尾根が浮かびます。
 権内尾根からは、前に一度、
 日帰りでピストンしてはいるものの、
 何年前だったか定かでない有様。(笑)
 
 久し振りの権内尾根。
 あの二人(!)について行けるかどうか心許ないですが、
 賑やかな山行もたまにはいいでしょう。
 
  
   
 雨粒が当たる空模様。
 雨具を装着しての山路となりました。
 2号橋から東俣川。
イメージ 1
 
 
 妖しく輝る山肌。
イメージ 2
 
 
 紅葉また黄葉に彩られた尾根に心肺を合わせます。
 雨が落ち着いて来ました。雨具を外しましょう。
イメージ 13
 
 
 すいすい登る二人。でも何やら目が泳ぎます。
 さがしものはなんですか?(笑)
イメージ 23
 
 
 樹にへばり付くキノコに忍び寄る魔の手?・・・ 
イメージ 24
 
 
 熊さんではありません。
 リョウくんとシミケンさんの炯眼に落ちるキノコの運命。     
イメージ 25
 
 
 キノコを求めて尾根を右往左往。
 俊敏が立ち回ります。
 『カモス頭』。 
イメージ 26
 
 
 秋色を纏った峰々が誘います。
イメージ 27
 
 
 『権内ノ峰』着。 
イメージ 28
 
 
 いま山頂部では、HOのどんな結晶が
 跳梁しているのだろう。
イメージ 29
 
 
 今回、二人の一義は冬のタクティクスを練ること。
 尾根の響(こえ)に耳を澄ませます。
イメージ 3
 
 
 千本峰に着くと、一瞬の光芒。
 それを合図にか真面目な雨?の到来です。
 急ぎ雨具の装着。
イメージ 4
 
 
 用を〆れば、此処が山頂。雨が下山を促します。 
イメージ 5
 
 
 いとまを告げて下りましょう。 
イメージ 6
 
 
 あとは遊山の行路。紅葉が目を愉しませます。 
イメージ 7
 
 
 ちょっとすまし顔で、私。
イメージ 8
 
 
 シミケンさんとリョウくん。
 何やらカッコつけてますね。(笑)
 権内尾根への太刀打ちか。
イメージ 9
 
 
 雪へのimagine、山へのheart 、飯豊のsoul ・・・
 知覚の現象学
 
イメージ 10
 
 
 
  ああしかし、
 
 『 しみじみと、
 秋がこころにしみいる日は …

 
イメージ 11
 
 
 
 怒っても かなしんでも
 しょせんは みずからをみるほかのこころが
 …
 

イメージ 12
 
 
 
 みずからのかたわらに
 しずかにすわり …
 

イメージ 30
 
 
 
 かなしみと
 いかりとをささげいつき …

 
イメージ 14
 
 
 

 うつくしいおどろきに
 ひざまずいている …
 (八木 重吉)


イメージ 15
 
 
 
 (…それにしてもナメコが少ないですなぁ。時期尚早?)
イメージ 16
 
 
 お山の祝祭。
 樹々の葉の頌歌、精彩のエ~ルに歓呼のひと時。
 
イメージ 17
 
 
 1号橋に凱旋すれば、本降りの雨の喝采でした。 
イメージ 18
 
 無事の下山、
 素の秋の祝祭に、 
 感謝、感謝、感謝。 
   
 
 
 *******
 
 
 
 下山後は、テントを設営しての反省会?
 飯豊の山の幸に感謝の宴となりました。
 私はビ~ルと『菊水』を求めて村の酒屋さんへ。
 鍋奉行はリョウくん。
 
 お山へのハ~ト、冬・飯豊への覚悟がたぎります。
 すべての想いが祝されますように。幸あれ。
 
イメージ 19
 
  
イメージ 20
 
  
イメージ 21
 
 
イメージ 22
 
  
 
 
 Fin