今日(11/3)は、飯豊・杁差岳へ。
山友二人がエブリに行くという。
ヒョイと交ぜてもらいました。
大石ダムがどうも遥かに感じられ、
エブリをと考えると、
変則ですが、つい丸森尾根が浮かびます。
権内尾根からは、前に一度、
日帰りでピストンしてはいるものの、
何年前だったか定かでない有様。(笑)
久し振りの権内尾根。
あの二人(!)について行けるかどうか心許ないですが、
賑やかな山行もたまにはいいでしょう。
雨粒が当たる空模様。
雨具を装着しての山路となりました。
2号橋から東俣川。
妖しく輝る山肌。
紅葉また黄葉に彩られた尾根に心肺を合わせます。
雨が落ち着いて来ました。雨具を外しましょう。
すいすい登る二人。でも何やら目が泳ぎます。
さがしものはなんですか?(笑)
樹にへばり付くキノコに忍び寄る魔の手?・・・
熊さんではありません。
リョウくんとシミケンさんの炯眼に落ちるキノコの運命。
キノコを求めて尾根を右往左往。
俊敏が立ち回ります。
『カモス頭』。
秋色を纏った峰々が誘います。
『権内ノ峰』着。
いま山頂部では、H2Oのどんな結晶が
跳梁しているのだろう。
今回、二人の一義は冬のタクティクスを練ること。
尾根の響(こえ)に耳を澄ませます。
千本峰に着くと、一瞬の光芒。
それを合図にか真面目な雨?の到来です。
急ぎ雨具の装着。
用を〆れば、此処が山頂。雨が下山を促します。
いとまを告げて下りましょう。
あとは遊山の行路。紅葉が目を愉しませます。
ちょっとすまし顔で、私。
シミケンさんとリョウくん。
何やらカッコつけてますね。(笑)
権内尾根への太刀打ちか。
雪へのimagine、山へのheart 、飯豊のsoul ・・・
知覚の現象学。
ああしかし、
『 しみじみと、
秋がこころにしみいる日は …
怒っても かなしんでも
しょせんは みずからをみるほかのこころが
…
みずからのかたわらに
しずかにすわり …
かなしみと
いかりとをささげいつき …
うつくしいおどろきに
ひざまずいている …
(八木 重吉)
(…それにしてもナメコが少ないですなぁ。時期尚早?)
お山の祝祭。
樹々の葉の頌歌、精彩のエ~ルに歓呼のひと時。
1号橋に凱旋すれば、本降りの雨の喝采でした。
無事の下山、
素の秋の祝祭に、
感謝、感謝、感謝。
*******
下山後は、テントを設営しての反省会?
飯豊の山の幸に感謝の宴となりました。
私はビ~ルと『菊水』を求めて村の酒屋さんへ。
鍋奉行はリョウくん。
すべての想いが祝されますように。幸あれ。
Fin