今日(8/25)は荷担ぎに、飯豊へ。
9/7に梶川峰で行なわれる
そこで使われる資材の荷上げです。
非力ながら、みんなの想いが籠もったネットを
担がせて戴きました。
感謝です。
荷上げ、歩荷力の貧しい私が言うのも何ですが、
是が何とも愉しいのです。きっと、
お山が悦んでいるからだと、私は思っています。
保全の荷を上げるという、此の一点に集った仲間達。
この群像に、飯豊の信実と謙遜が顕われていると、
私は信じて疑いません。
小国町なる天狗平の駐車場にたどり着けば、
朝ぼらけの中、ごそごそと動く人影。
準備を了え、当に発とうとしていたのは、
竹爺さんと奥さん、そして、STARさんでした。
再会を喜び合い、既に荷上げの資材を背にした三人を
見送ります。
さて私は、登山届出所の中に準備されたブツを漁り、
ザックを満たすことに。
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三人に遅れること二十分、
何とか荷をまとめ、
明るんできた梶川尾根に客となります。
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朝明けの西空、
月天子が、山脊に心肺を荒げる形影を見つめます。
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光を浴びた緑が精彩をまして、
私の身体を引き上げてくれます。
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やっとこさぁ~で湯沢峰。
肩に食い込んだザックを投げ下ろして? 一息入れます。
今日はザック本体に入れた分だけでは重量が中途半端。
外付けで、もう 一個増やしました。
きつく縛ったつもりですが、どうぞ落ちませんように。
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「おっ、今日はなにごとだい?」と北股の衆。
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本山も大嵓も、この小さな心意気に笑んで応えます。
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滝見場に到着。
泥んこになった石転びから、渾身のエ~ル。
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土石に洗われ、汚れてしまった飯豊の白龍、石転ビ沢。
でも、意思は、雪面を透徹して現前しています。
大きな「然り」、呼ばわる響こえ。
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イヌワシでしょうか、朗々の礼待に浴します。
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お山が深く嘉納するもの、
それは心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、
力を尽くす姿。
ほそき響こえに聴き入ります。
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五郎清水で竹爺さん夫妻に追い着きました。
お人柄なのでしょう、寛厚が滲みます。
再びお二人を見送って五郎清水へ。
竹爺さんのブログ「それゆけ とーちゃん」
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これが、五郎清水です。
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山体の”y”が大きな yell を発しています。
唱和する空と雲。
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路傍には、それに負けないエ~ルの重畳。
ちょっと攣りかけた足を励まします。
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お山に充満するエ~ルに援けられ、佑けられて、
梶川峰に到着。
稜線の歓待に与ります。
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「資材の集積箇所は、梶川峰の上部で鞍部に右手に小さい池があり、そこからケルンに向けて登り始める所の掘れた溝・・・」、
昨年と同じですね。
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「宅急便で~す」。(笑)
何とか無事にミッションを果たしました。
たくさんありますね、
青い網には収まりきれない様子です。
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私の精一杯をザックから取り出し、
諸兄姉のお仕事に混ぜて戴きました。
感謝。
これらの資材は絆創膏、
その効能が存分に働きますようにと祈りつつ、
緑と径の再生あれよと、HZUさんの才覚に託します。
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北股の衆のねぎらいに、深く、安堵。
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飯豊本山の嘉礼。
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久し振りに杁差。
挨拶を交わせば、もう、いとまを乞わねばなりません。
今日はこの事だけの為に此処へ来ました。
稜線に遊ぶ時間は、残念ながら、ありません。
6時までの帰宅をと考えれば、午後の1時には
天狗平で車中の人でなければなりません。
下りましょう。" see you, later "
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近そうに見えるのですが・・・。
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少しピッチを上げ、足早に歩き始めると、
前方からの迫力におされてしまいました。
獅子奮迅とはこのこと。
鹿児島出身の方とだけ記憶しているのですが、
お名前を失念。
薩摩の西郷どん、笑顔があっぱれです!
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(西郷南洲の言葉が過ぎります、・・・
「天を相手にせよ。
人を相手にするな。
すべてを天のためになせ。
人をとがめず、
ただ自分の誠の不足をかえりみよ」。)
りょうくんが登場。
昨日、今日と連続の荷上げだというのに、
何という爽やかな表情。
精気あふれる姿に圧倒されました。
元気を有難う~!
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続々と荷を担いだ人が・・・。
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せいださん、お久し振りです。
意気地を徹す姿、その志気の高さ。
せいださんのブログ「山とスキーなどなど」
![イメージ 21](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/bot-naz1/20190804/20190804033458.jpg)
まっちゃん、ごめんなさい。
このカメラは時々悪戯をします。
オンベでハタノさん、石転びで kobayashi さん。
まっちゃんで三人目です。
お許し下さい。
まっちゃんの気概をひしと感じました。
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ハタノさん、オンベ以来ですね~!
やっぱり来ちゃいましたね。
何ででしょうね。
私もよくわかりません。(笑)
ハタノさんのHP「あがの流れのように」
![イメージ 23](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/bot-naz1/20190804/20190804033513.jpg)
なぎさん登場。お久し振りです。
余裕のピ~スですね!
もう少しです、気合です!
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かぜがわたる
さやかなかぜが
かれらはかぜ
そのりゅうしは しんじつ
そして けんそん
あいのようにながれ
きぼうのようにかおる
あるものをえらぶことは
べつなあるものをうしなうこと
このにを えらぶことで
いいでにえらばれ
いいでにえらばれることによって
このにをえらんだ
かれらはかぜ いいでのかぜ
いいでのかおりを たたえている
悦色、梶川峰・・・。
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お山がしずかに微笑みます。
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「欣」と「幸」とを睦む、北股の衆。
see you, later.
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ポツリ、ポツリと恵みの雨? 終点は直ぐ其処。
予定よりずっと早く降れました。
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護られて無事の下山、
ミッションの完遂に
そして、
飯豊の風に幸あれと、
感謝、感謝、感謝。
最敬礼。
うわぁ、残り少なくなりました!
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Fin