
(櫛が峰の花たちに彩られ、安福の磐梯山」)
今日(8/19)は磐梯山。
どの山へ、などと考え始めるとややこしく・・・。(笑)
気が置けないお山は有り難い。
蓋し、「頭」などという部位は
それほど大したものにあらず。
世界をおかしくしているのは、大体が、
頭の「良い」人たち。
生身の体をひっさげて歩けばこそ、
・・・進歩も生まれように。
額に、体中に、大粒の汗を滴らせ、
急坂を笑んで喘ぐ群像にこそ、
未来は予表されるだろう。
雲散霧消、宙そらにお山が沐浴ゆあみします。

朝の清爽、麗らかな相好。

櫛が峰が誘います。寄らない訳には行きませんね。

お山は洞察。上る者の心のもつれを解ほぐします。

沼の平。いつもの場処に少憩。

雲湧く櫛が峰。呼ばれるままに。

火口の壁を統べる天狗岩。凛として。

湿気は雲容へ、空気は澄み始め、湖うみも朗々。

ど~んとお山。手前のごたごたを見透かします。

いつも泰然自若。大地の意志。

出来立ての雲が・・・

舞を披露。

沼の平演舞場の・・・

優雅なワルツに見蕩れます。

大地の拍手はシルエット。

ひとは動かないところにむかって動き回る、
・・・周りを創つけ傷つけて。
動かないお山は偉い、大先達だ。

お花の一途いちずには、天の香り。

さて櫛が峰を了え、本峰へ。
櫛が峰を振り返ります。「良い時間をありがとう」。

只管に天を仰ぐ天狗岩。
其処に大切なものがあるんだね。

本峰にはガス。
「ノゾキ」からは何ものぞけません。

磐梯山頂に到着。祠を背に私。

今日も暑いのにラ~メンタイム。
また「すみれ」?(笑)

居合わせた同山の士と語らいながら、
ラ~メンをすすっていると、何と常連のOさん。
「お久し振りです」。
近況を伺いながら下山を共に。

つぎから次へと登って来られる方々~。
他の山ではあんまり混んでいると閉口の感ですが、
何故かこのお山が
~下は幼稚園児から上は八十過ぎのご老体まで~
賑わうと嬉しくなります。
「フクシマは、東北は、日本はダイジョウブ!」。

お花たちも・・・

そんなみなさんの汗を、労を・・・

ひとすじの・・・

精一杯の気持ちでねぎらいます。

少しかすんで沼の平。

この前、高柴山で見かけたヤマジノホトトギス。
このお山では初めて?

八方台からのOさんを見送って、
黄金清水に降り立てば何とそこに常連のTさんが。
「お久しぶりです」。手には既に缶ビール?
弘法清水小屋が吉田さんから代わって以来、
常連さん達の揃い踏みがなくなりました。
お元気そうで何よりです~!