宙そらがひろがる。(櫛が峰から)
今日(7/28)は、磐梯山へ。
飯豊日帰りの後遺は、筋肉痛を含め、
ほとんどなし。
終盤のヒザのキリキリ感だけが心配と言えば、
心配でした。
「歩く」こと、それが一番の処方箋です。
気の置けないお山を只管、歩運。
ヒザに問診を重ね、結果、無問題。
そして、
うれしいサプライズあり、お山の恵みです。
充ち足りて行を了えることが許されました。
感謝。
かすかに朝靄がかかり始めたゲレンデを、出発。
路傍にはヤマユリの群れ。艶やか。
赤埴の山脊は、涼しげな径こみち。
沼の平。いつものポイントで水分補給。
お山に拝顔。ご機嫌、うるわしく。
天狗岩が呼ばわります、「天だ、天を仰げ」と。
磐梯山本峰の前に、櫛が峰に寄りましょう。
雲湧く赤埴山。一歩、一歩が視界を拡げます。
櫛が峰山頂に安着。
お山に対座してひとり、贅沢な時間です。
沼の平を慈しむ、愛。
お山の気持が貫けている。
「懊悩」の痕跡は、悩めるものすべてを蔽う。
花と言葉を交わしながら、おにぎり。
「あなたも
この世に望まれて来た
大切なひとです 」
(テレサ)
大地の祈り。
大地の心。
「 空のようにきれいになれるものなら
花のようにしずかになれるものなら
価なきものとして
これも捨てよう あれも捨てよう」
お山からたくさんのエ~ルを頂戴しました。
さて、そろそろ腰を上げて、向こうへ行きましょうか。
只管、天を仰ぐ姿。
「ああ何といふいい精神だ」。
良い時間を備えてくれた櫛が峰に、感謝。
弘法清水に着くと、おや、お久し振りです。
小屋に常連のOさんと澁谷さんの姿が。
日本経済の先行きについてのお話かな?(笑)
今日の磐梯山は、
震災前ですら、経験がないほどの賑わいです。
今季最高の人出でしょうか。山頂へは渋滞が延々…。
待って、待たされ、粛々と?上ります。
たどり着いた山頂にはこども達の歓声。
老若男女、それぞれの「頂」(いただき)を欣ぶ姿。
私は混雑の祠をおゆずりし、
売店小屋の片隅でラ~メンタイムとすることに。
たまには此方の標識の前で、ショット。
次から次へと記念写真。
子ども会、学年登山、親睦登山、サ~クルで
あるいは山岳会での会山行~健爽なる山頂!
湧き立つ雲に眺望がイマイチでしたが、
下る段になって、かろうじて、先程お邪魔した櫛が峰が
貌を出してくれました。