磐梯山櫛が峰山頂から、暑中お見舞い申し上げます。
今日(7/30)も、磐梯山。
この猛暑。
逃げ果おおせるものではありません。
こうなったら、がっぷり四つに組んで、
だくだくの大汗かくのがイチバンと、
開き直ります。
お山は涼風を起し、
雲は、しばし、暑い陽射しを遮って、
この軟弱者を庇ってくれました。
感謝です。
(猪苗代スキー場05;30~06;33天の庭~08;05櫛が峰山頂~09;30磐梯山頂~12;38猪苗代スキー場)
少しでも涼しいうちにと早発ち。曇りの予報でしたが、
しっかり夏色の空。
お花は涼やか。
『天の庭』着。既に汗だく。
赤埴の山脊に乗ってお山にご挨拶。
沼の平へ。
いつもの樹陰に小憩。
私より10分程遅くに発ったという、
新潟から来られた岳人に追い着かれました。
元気が有り余っておられる様なので、
序に櫛が峰はどうですか?とお誘いしたら、
行って見たいと。・・・ご一緒することに。
連日の猛暑に、何やら日焼け顔の東壁。
お山も夏は苦手かな。
陽が上がり、気温も上昇。
涼やかな風に励まされ、櫛が峰を目指します。
裏の火口壁も色焼けに倦厭気味。
黙々とガレ場をついで櫛が峰の山頂に到着。
猪苗代湖は霞みます。
このお山の慈愛と峻厳・・・
歴々と、火の山の懊悩。
越後の岳人さん。
(お陰で私のショットも撮れました、感謝)
此処に起たなければこのお山は会得できないと、
・・・私は思う。
火口壁を統べる天狗岩。
沈黙の対話。
さて、下って、本峰を目指します。
(越後のお方、ガレの降りは苦手かな?)
お山が宙そらに沐浴ゆあみします。
天狗岩の毅然。
越し方を振り返って。
弘法清水で水を補給。山頂へ。
磐梯山頂に到着。先程まで居た櫛が峰を望みます。
ちょっと出過ぎですね、私。
越後の岳人さん。
道すがら、エ~ルを届けてくれたお花たち・・・
何の邪よこしまもない・・・
咲く、というひとすじの気持ちだけ。
「誰ガ誰ヨリドウダトカ」・・・
「誰ノ仕事ガドウシタトカ」・・・
「ソンナコトヲ言ッテイルヒマガアルカ」(賢治)
「新タナ詩人ヨ」・・・
「雲カラ光カラ嵐カラ」・・・
「透明ナエネルギーヲ得テ」・・・
「人ト地球ニ」・・・
「ヨルベキ形ヲ暗示セヨ」、
・・・賢治の言葉が過ぎります。
黙想、天狗岩。
小憩。
お山の庇翼。雲興が陽射しを遮ります。
お山から、エ~ル。