『その1』からの続きです。
結構な雨あしに慌ててザックから雨具を出して装着。
カメラも防水袋の中へ。
でも、幸い、通り雨のよう。しばらくして小降りに。
カメラをザックから取り出して、新潟の御仁をショット。
御歳七十を越えて矍鑠。~敬意を込めて。
ガレガレの急勾配、落石を起さぬように。
一息ついては振り返ります。
空が明るく。
梶川尾根が風光に確と加わります。
お花のねぎらいとエ~ルにほっこり。
もうじき上りを了えます。名残惜しいような。
梅花皮小屋が見えて来ました。
此処まで来ると北股の山体が顕わに。
越後の方も後に続きます。
暫くぶりの山容、お山からは優しい眼差し。
花香の彼方に大日岳。
大変遺憾ながら(笑)、今日そちらへは行けません。
悪しからず。
流麗の梅花皮岳。
梅花皮小屋でラ~メンタイム。
縁あって渓を共にさせて頂いた越後の方(左)と
東京からの少壮の山人(右)。
東京の方は御西を目指し、
越後の方は私と同じ梶川尾根を下ります。
免許更新の写真でもないのに。(笑)
何か良いポ~ズを考えないと。
いっときの休息に与った梅花皮小屋と北股岳。
お腹も満タン、北股越えて下山にかかります。
其処彼処にタカネマツムシソウ、シ~ズンハイ。
心こもるたくさんのエ~ル。
大日岳が見守ってくれています。
石転びの沢には白龍。
エ~ルが届きます。
大日岳の濃やかな眼差し、温かなエ~ル。
飯豊の大好きなシ~ンの一つ。
梅花皮、烏帽子両岳の間にチョコンと本山。
ウメバチソウからは懇ろなるもてなし。
北股岳の山頂に到着。
石転びの雪渓を見下ろします。
目を転じれば門内、地神への稜線。
二つ峰、そして遥か二王子岳。
瞼におさめて。
北股の山頂で、私。
北股沢出合付近をズ~ムアップ。
二人かな?上って来ます。
今度は石転びの出合付近をズ~ムアップ。
北股の山頂を後にします。
花々からエ~ルをもらい・・・
花の精に心を寄せ・・・
「キレイだよ~」と声をかけ・・・
枯萎への途上にあるお花に、「ご苦労様」。
さっきの雨を思えば、これはもう僥倖の稜線。
二つ峰と二王子岳。
北股岳の礼待に謝して。
何だか気になる二王子岳・・・招かれているのかな。
『その3』に続く。