今日（１/７）は、
阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』、
及び
堂山王子緑地環境保全地域
を見回ります。
そのあと、天気も良さそうなので
いわき市は小川、
二ツ箭山まで足をのばしましょう。
先ずは堂山王子地区。高柴山がひょっこり朝の挨拶。
杉木立に囲まれて、堂山王子神社。
奥の院へ陽射しが燦々。
何事の変わりあるなし。心地よい木漏れ日、静かな時間。
安堵して見回りを了えます。
『高柴山』、門沢登山口へ。
お山は白い絨毯を敷き詰め迎えてくれました。
相変らずの『元気の樹』。
お正月の三が日辺りの踏み跡でしょうか。ピストンで三人前後
のトレ～スが交錯しています。
お日様からのエ～ルに雪が煌めきます。
サクサク、さくさく・・・雪の音色に包まれながら。
雪の感触と戯れているうちに、はや山頂。
展望台が招きます。
展望台からは阿武隈の山並、暢びやか。
でも哀しい哉、放射線によって疎外された山々・・・。
お山は登り、登られてこそお山。あの山この山、高い放射線量は志向を
殺ぎ、意志を萎えしめ、夫々をただ眼球の浮遊と化さしめます。
無垢の心でこの山々に分け入ることはもう無理なのかなぁ。
蓬田岳も安泰ではない。
さて、ひととおり見て回りましたので、下山です。
お日様と雪の絨毯が私の素適なシルエットを演出。
和みながら、往路を戻ります。
カチンコチンの氷柱にいとまを告げて。
高柴山、無事下山。
感謝。
いつもよりは少し遅い時間ですが、二ツ箭山にも行けそうです。
『二ツ箭山』へ。
お昼を大分回ってしまいましたが、登山開始。
飛沫が消え、元気のない『御滝』。
でもきっと再生することでしょう。
誰もいない沢を心寂かに。
女岩、男岩の真下。宙が招きます。
この鎖場に喘いでこそ二ツ箭山。
女岩（女体山）を攀じって、男岩（男体山）にご挨拶。
岩場のテラスに人影なし。この時間です。常連
さん達はもう下りてしまいました。
月山、そして洋（うみ）の燦々。
今日も奮発して？鍋焼きうどん。冬はこれがイチバン。
震災で崩れた方位盤の解体作業？いやいやほんの
真似事をば少々。（笑）
帰路は沢コ～スへ。修験台から男岩/女岩。
源頭部も御滝同様元気なし。今年の氷柱は如何？
少し下には氷柱が発達。
昨年などよりは少しスリム？
でも見応えは良しとしましょう。
水素と酸素、冬の舞。
この有り様にもだいぶ目が慣れてきました。
この山はこの変化が何とも愉しいのです。
森の精が現前。
御滝に特大のエ～ルを！
無事下山、感謝。
Ｆｉｎ
