額をあつめ、膝をまじえて語らう峰々、・・・
今日(3/20)は、安達太良山へ。
昨日は、地区の大事な集まりがあって、山行は不可。順延。
でも、おかげで、かえって、素晴らしい天気に恵まれました。感謝。
奥岳登山口から。まずは勢至平へ。
旧道はご覧の通り、安達太良ハイウェイ?
今日も長靴日和。ピンが小気味よく効きます。
背には、陽精の頌、そして阿武隈の激。
鉄山が招きますが・・・
分岐を折れ、峰ノ辻へ。
ハマりがちな灌木の周りは避け、くねくねと。
雪が視野をひろげます。逸る、心。
籠山の脇をソロリソロリ?
もう少しで安全地帯?(笑)
あぁ、良い天気。
こんな日に雪山を歩ける幸せ。
ごめんなさい。苦心の?風紋、壊さないと進めません。
お山は白無垢、誇らしげ。
峰ノ辻着。山頂が招きますが・・・
先ずは沼ノ平に、見参。牛ノ背へ。
矢筈の岩塊に鼓舞され、えっちらおっちら?
ふ~、宙が抜ける。
あとちょっと。
山頂の激をうけ・・・
沼ノ平に御目見得。
あぁ、彼方には、飯豊の清耀、そして吾妻の団欒。
船明神、障子ヶ岩、そして・・・
鉄山、胎内岩が心を合わせます。
やっと新年のご挨拶?飯豊のまなざしに応えます。
仲良キコトハ美シキカナ~居並ぶ東吾妻、中吾妻、西吾妻。
3月13日に遭難死の報。鎮魂の磐梯山。
飯豊、磐梯、吾妻と語らい、愉しい稜線漫歩。
山頂へ。
ふ~、安達太良山を頂きました。
折に触れこの山に入ってはいますが、いつも人混みを避け、山頂はパス。
此処に起つのは、何と1年8ヵ月振りです。
うっとりと、ただ、うっとりと、眺覧、周覧。
磐梯、飯豊、吾妻・・・
これら連嶺の和気藹々、その親昵。
私のような者が、この怠惰で愚かな人間が、
こうして、山を頂く幸いに生きてこられたのは、
ある意味、不思議。いや、不条理といってもいい。
天と地とをおつくりになった方は、
私のような者をさえ惜しみ、
執拗な助けの手をさしのべてくださったからこそ、
もがきながらも、こうして生きてこられた・・・。
だから、山に上るのは、感謝の表白なのです。
天には、まなざし。"Grace be with you".
磐梯、飯豊、吾妻~この方々に?私は育ててもらった。
どのお山も、天のまなざし、その祈りを、深く、大きく、蔵しています。
ありがとう。
いい時間を過ごせました。
雪焼けで?鼻がもぞもぞ?~帰るとしましょう。
後は、すたこら。
お山と語らいながら。
無事の下山、
朗徹の山路に
感謝、感謝、感謝。
fin