あるく

~山の恵みの備忘録~

安達太良山/朗徹 2023年3月20日

額をあつめ、膝をまじえて語らう峰々、・・・

 

 

今日(3/20)は、安達太良山へ。

昨日は、地区の大事な集まりがあって、山行は不可。順延。

でも、おかげで、かえって、素晴らしい天気に恵まれました。感謝。

 

 

奥岳登山口から。まずは勢至平へ。

旧道はご覧の通り、安達太良ハイウェイ?

 

 

今日も長靴日和。ピンが小気味よく効きます。

 

背には、陽精の頌、そして阿武隈の激。

 

 

鉄山が招きますが・・・

 

 

分岐を折れ、峰ノ辻へ。

 

 

ハマりがちな灌木の周りは避け、くねくねと。

 

 

雪が視野をひろげます。逸る、心。

 

 

 

 

 

籠山の脇をソロリソロリ?

 

 

もう少しで安全地帯?(笑)

 

 

あぁ、良い天気。

 

 

こんな日に雪山を歩ける幸せ。

 

 

ごめんなさい。苦心の?風紋、壊さないと進めません。

 

 

お山は白無垢、誇らしげ。

 

 

峰ノ辻着。山頂が招きますが・・・

 

 

先ずは沼ノ平に、見参。牛ノ背へ。

 

 

矢筈の岩塊に鼓舞され、えっちらおっちら?

 

 

ふ~、宙が抜ける。

 

 

あとちょっと。

 

 

山頂の激をうけ・・・

 

 

沼ノ平に御目見得。

あぁ、彼方には、飯豊の清耀、そして吾妻の団欒。

 

 

船明神、障子ヶ岩、そして・・・

 

 

鉄山、胎内岩が心を合わせます。

 

 

やっと新年のご挨拶?飯豊のまなざしに応えます。

 

 

仲良キコトハ美シキカナ~居並ぶ東吾妻、中吾妻、西吾妻。

 

 

3月13日に遭難死の報。鎮魂の磐梯山

 

 

飯豊、磐梯、吾妻と語らい、愉しい稜線漫歩。

 

 

山頂へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ふ~、安達太良山を頂きました。

折に触れこの山に入ってはいますが、いつも人混みを避け、山頂はパス

此処に起つのは、何と1年8ヵ月振りです。

 

 

うっとりと、ただ、うっとりと、眺覧、周覧。

 

 

那須の峰々、日光連山、上信越、会越国境・・・応接に暇なし。

 

 

磐梯、飯豊、吾妻・・・

 

 

これら連嶺の和気藹々、その親昵。

 

 

 

 

 

私のような者が、この怠惰で愚かな人間が、

こうして、山を頂く幸いに生きてこられたのは、

ある意味、不思議。いや、不条理といってもいい。

天と地とをおつくりになった方は、

私のような者をさえ惜しみ、

執拗な助けの手をさしのべてくださったからこそ、

もがきながらも、こうして生きてこられた・・・。

だから、山に上るのは、感謝の表白なのです。

 

 

 

天には、まなざし。"Grace be with you".

 

 

磐梯、飯豊、吾妻~この方々に?私は育ててもらった。

どのお山も、天のまなざし、その祈りを、深く、大きく、蔵しています。

 

 

ありがとう。

 

 

いい時間を過ごせました。

雪焼けで?鼻がもぞもぞ?~帰るとしましょう。

 

 

 

 

 

後は、すたこら。

 

 

 

 

 

お山と語らいながら。

 

 

 

 

 

 

 

無事の下山、

朗徹の山路に

感謝、感謝、感謝。

 

fin