今日(7/24)は、安達太良へ。
予報が何ともつかみどころのないものでしたが、とりあえず?
前回(5/24)同様、『変則8の字』周回。
奥岳から稜線に起ち、沼尻元湯へ降って、登り返しました。
前回とは趣向を変え、上った処は下り、下ったところは上りに。
奥岳を発って鉄山避難小屋まで、案の定、ガスの中。
それはそれで幽玄の世界、カメラでうまく切り取ったつもりでしたが、
あろうことか、小屋の中の様子を撮った後、カメラがストップ!?
カードの容量がいっぱいで、これ以上は撮れませんとのメッセージ。
このところ、あれやこれやで、画像を整理して来なかった・・・。
『カードの初期化』を選択。小屋までの画像はあきらめることに。
小屋を出てからが撮り始めとなりました。
胎内岩の柱状節理が、えも言われぬ雰囲気をかもします。
今日は胎内岩を降って沼尻元湯へ。そこから障子ヶ岩へ登り返します。
あ~来てしまった?(笑)
苦手の『岩くぐり』。地震を重ね、より狭くなったような・・・
少し降って、この辺り?
鉄山避難小屋の扉に熊の注意書き~7月11日に登山者が襲われケガ。
障子ヶ岩はガスの中。ん~でも雲のラインは上がってる?
岩の独特と語らいながら。
沼ノ平は平成9年の遭難死亡事故以来、立入禁止。合掌。
ツルンツルンの岩もあり、地下足袋者は慎重居士。
有毒ガス?が強くなると・・・
そこは、沼尻元湯。
湯の華採取場です。
立入規制もあって、ついつい足早。
橋を渡って・・・、此処から登り返しです。
九十九折の勾配に喘げば分岐。障子ヶ岩への道に。
ハァハァ、ゼェゼェ?
障子ヶ岩に起って・・・
沼ノ平を見下ろします。
雲さんのラインはどんどん上がって、めでたしめでたし。
見晴らしの良い岩で、ひと息。しばし、飲み食い。
それにしても、ここまで来れて良かった。
前半のガスは、お山の、この老体への?これ以上ない、もてなしでした。
涼しさのおかげで、体力を消耗せずにすんだのです。
これがカンカン照りだったら、と思うと・・・。
感謝。感謝。
さてと、重い腰をあげれば?船明神山が招きます。
ちょっとガスを被ってしまいましたが、『逆さ船明神』。
大きな地震が起れば、また落ちそうです。
岩の間をくぐり抜け・・・
岩頂へ。
ん~、ほとんど雲が上ってくれました。感謝。
矢筈森をロックオン。
振り返って船明神の頭。
のたりのたりと行きますか。(笑)
石筵への分岐。標識に礼敬。
いつの間にか、船明神山と障子ヶ岩が遠くなりました・・・。
まじまじと、沼ノ平。大地の懊悩の痕跡。
磐梯山といい、安達太良といい、吾妻山といい、私の行きつけは同じ火山群にあり、
私は、こうしたデフォルメ、また落莫、寂寞に、慣れ親しんで来ました。
これらの光景は、むしろ宇宙の創造、地球の息吹、また生起なればこそ、
いつも、私には、慰めと、医しと、励ましとなってふり注がれます・・・。
安達太良の山頂は「密」?~寄る必要もないでしょう。
矢筈森や・・・
鉄山の鄭重なる目送に与って・・・後は、すたこら。
無事の下山、
恵潤の山路に
感謝、感謝、感謝。
fin