今日(5/24)は、天気が良さそう。ちょっと安達太良へ。
新しい地下足袋を長丁場で試したいので、「変則8の字周回」。
奥岳から船明神/障子ヶ岩経由で、反対側、沼尻元湯/湯の華採取場まで降り、
胎内岩経由で登り返します。
地下足袋の感触を確かめながら、ゆるりゆるりと。
途中からご一緒した方と、お喋りを愉しみながら歩いていたら・・・
いつのまにか、くろがね小屋。
鉄山に背を押され・・・
峰ノ辻へ。
先ずは牛ノ背へ。矢筈森が凛々しい。
沼ノ平、見参。
今日は、船明神山~障子ヶ岩~沼尻元湯~胎内岩~鉄山~廻れるかな?
もう直ぐ、船明神。
天気が良すぎて?磐梯も飯豊も吾妻も、雲が湧いてにぎやか。
少し降ります。
歩くにつれ、火口の様相が変わります。
障子ヶ岩の手前で、ちょいと雪の上にのれそう。
雪上にステップを刻んで・・・
船明神山を振り返ります。
そして、すたこら、ずんずん、下ると・・・
眼下に、沼尻元湯。
湯の華採取場へ。硫黄の臭いがキツイ。
ここから、登り返し。有毒ガス?急ぎ足で。
ふ~、ここまで来ると、ほぼ普通の空気?
水の精の激に与ります。
沼ノ平の遭難死亡事故・・・あれからもう四半世紀。
霊よ、安らかに。
さぁ、胎内岩へと突き上げます。
磐梯山から、うれしいエ~ル。しばしの語らい。
エ~?こんな通せんぼあったっけ?岩、落ちた?
何とか乗越し、胎内くぐり。よくぞ地震に耐えました。
でも、狭くてイヤだなぁ。
何とか、くぐって、上がって、ホッ。
対稜の障子ヶ岩と・・・
語らいつつ、歩一歩。
吾妻が雲をはらってエ~ル。ありがとう。
お腹が、グ~。
ここらで、ひと息。
陽精と、そして雲と、語らいます。
介護で、家を留守にできるのは3時間か4時間そこらだったから、
飯豊、磐梯、安達太良、吾妻~には、10年は行くまい、行けなくてもいい、
そう、心に決めていた。
でも、その私が、今、こうして安達太良に起っている。母、逝きて・・・
天の神さまが、そして母が、もう、いいんだよと、許してくださった。
「君の一歩は、みんなの一歩なんだよ」と雲の響。
ありがとう、大事に、大切にするね。
いい時間を過ごせました。
帰るとしましょう。。
鉄山避難小屋。
鉄山を巻いて、沼ノ平。
磐梯山、親昵の響。
矢筈森、奥に安達太良本峰、和尚山。
荒々しい矢筈森。
振り返って、鉄山。
沼ノ平、"see you, later"。
矢筈森と・・・
鉄山の目送に与って・・・後は、すたこら。
烏川にご挨拶をして・・・
無事の下山、
寛恵の山路に、
感謝、感謝、感謝。
fin