今日(7/17)は、安積山へ。
一般的には額取山ですが、通り名の安積山と呼ばせて頂きます。
古い道標にも「安積山」と記されており、我が儘をお許しあれ。
連日、各地で大雨の被害。
自分もあの時は、と身につまされます。
それにしても『梅雨明け』とは言うのですが・・・
各地とも平年より早い梅雨明けで、梅雨の期間は史上最短だったそうな。
しかし、こうなって見ると、
梅雨は明けておらず、史上最長の『中休み』だったと言うべきかな?
いずれにせよ、不安定。昼前には家に帰った方が良さそうです。
近場へ。
高柴山から望む安積山塊と郡山の市街。
左側のピークが大将旗山(1,056M)、右側が額取山(1,008M)。
郡山市は逢瀬町、滝登山口から。
朝方まで雨だった様で、しっとり。心まで。
分岐で磐梯熱海からの道を合せます。
標識には『安積山』の文字。
霧の中、樹々と語らえば・・・
その精に合せられます。
ホタルブクロの鄭重なる迎候に与って・・・
安積山(額取山)を頂きました。
朝方の雨が上がって、雲散霧消を期待したのでしたが・・・
ケルンにザックを降して、ひと息。
コンビニで求めたお稲荷さんを頬張ります。
そこへ、一羽のアゲハ。一人では寂しかろうと?
トンボ君も慰めに来てくれました。
おや?羽に傷。大事ないがい?
”ん?なんでもね”。
”傷なんかより、翔ぶのがたのしい。”
”それが、まっとうなチョウの当たり前だべ。”
”ほだ、ほだ。”
”あんたも、のぼって愉しいがら来てんだべ?”
”それが、まっとうだばい”。
トンボ君、チョウさん達の生命の輝き。
死んで『国葬儀』にするとかしないとか、・・・
そんなことはまっとうに生きてこなかった連中が口にすること。
この世に生を享け、使命を果たしおえ、身罷る~そこに貴賤上下の別なし。
人はトンボ君にもチョウさんにも及ばないのかな?
生命は恵み。
お達者で。
さて、いい時間を過ごせました。感謝。
晴れそうもないので、おいとましましょう。
「自然を大切にしましょう」。
ホタルブクロの鄭重なる目送に与って・・・
後は、すたこら。
おや?陽が・・・
「下山すると晴れ」は、よくあること?
日頃の行ないを省みつつ・・・(笑)
無事の下山、
清閑の山路に
感謝。
fin