あるく

~山の恵みの備忘録~

安積山/清閑 2022年7月17日

今日(7/17)は、安積山へ。

一般的には額取山ですが、通り名の安積山と呼ばせて頂きます。

古い道標にも「安積山」と記されており、我が儘をお許しあれ。

連日、各地で大雨の被害。

自分もあの時は、と身につまされます

それにしても『梅雨明け』とは言うのですが・・・

各地とも平年より早い梅雨明けで、梅雨の期間は史上最短だったそうな。

しかし、こうなって見ると、

梅雨は明けておらず、史上最長の『中休み』だったと言うべきかな?

 

いずれにせよ、不安定。昼前には家に帰った方が良さそうです。

近場へ。

 

 

高柴山から望む安積山塊と郡山の市街。

左側のピークが大将旗山(1,056M)、右側が額取山(1,008M)。



郡山市は逢瀬町、滝登山口から。

朝方まで雨だった様で、しっとり。心まで。

 

分岐で磐梯熱海からの道を合せます。

 

 

標識には『安積山』の文字。

 

 

霧の中、樹々と語らえば・・・

 

 

その精に合せられます。

 

 

ホタルブクロの鄭重なる迎候に与って・・・

 

 

安積山(額取山)を頂きました。

 

 

朝方の雨が上がって、雲散霧消を期待したのでしたが・・・

 

ケルンにザックを降して、ひと息。

コンビニで求めたお稲荷さんを頬張ります。

 

 

そこへ、一羽のアゲハ。一人では寂しかろうと?

 

 

トンボ君も慰めに来てくれました。

 

 

おや?羽に傷。大事ないがい?

 

”ん?なんでもね”。

 

”傷なんかより、翔ぶのがたのしい。”

 

”それが、まっとうなチョウの当たり前だべ。”

 

”ほだ、ほだ。”

 

”あんたも、のぼって愉しいがら来てんだべ?”

”それが、まっとうだばい”。

 

トンボ君、チョウさん達の生命の輝き。

死んで『国葬儀』にするとかしないとか、・・・

そんなことはまっとうに生きてこなかった連中が口にすること。

この世に生を享け、使命を果たしおえ、身罷る~そこに貴賤上下の別なし。

人はトンボ君にもチョウさんにも及ばないのかな?

 

生命は恵み。

 

 

お達者で。

 

 

さて、いい時間を過ごせました。感謝。

晴れそうもないので、おいとましましょう。

 

 

「自然を大切にしましょう」。

 

ホタルブクロの鄭重なる目送に与って・・・

 

 

後は、すたこら。

 

 

おや?陽が・・・

 

 

「下山すると晴れ」は、よくあること?

 

 

日頃の行ないを省みつつ・・・(笑)

 

無事の下山、

清閑の山路に

感謝。

 

fin