今日(2/8)は、二ツ箭山へ。
中国武漢市に発生、流行した新型コロナウィルス。その感染に、
世界中が戦戦兢兢としています。
「創意と知識と組織がいかに進歩しようとも、
寄生する形の生物への侵入に人類が極めて脆弱な存在であるという
その事実は、覆い隠せるものではない。
感染症は、人類の歴史の基本的なパラメーターであり、
決定要因であり続けるだろう」とは史家の達識。
これも天災と言えば、天災。人類は試されているのでしょう。
免疫力が弱まっている、現代人。体がそうなら、思想もそう。
エートスとしては雑種がいいんだろうな、きっと。
御滝に礼敬、その謙廉に合和。
水の時間、律動に合応。
すると、常連のkannoさん。もう、下山ですかぁ。
水の精と語らいながら。
このところの寒波。上部は氷柱の回廊かな?
山脊へ折れず、このまま沢をつめます。
でも、・・・
それほどの氷柱の発達はなし。
寒を透しての彫琢は、つましやか?
水の精爽、精彩は変わらず。
源頭、間近。
いつもの逆、沢から岩場のテラスへ。
修験台着。
男岩/女岩。睦まじいので勝手に?「夫婦岩」。
天を仰ぎ、呼ばわります。
岩場のテラスをズームアップ。
月山のエ~ル。
陽精の頌に、しばし黙想。
天災は、みな、天の声。
「各人が自己利益の最大化を目指した結果、経済全体が拡大することも、
一定の条件が揃えばありうる」
とはアダム・スミスの言葉。
ここから、勝手に、「一定の条件が揃えばありうる」を取っ払い、
「自己利益=部分最適の追求は、常に全体利益をもたらす」
という短絡的な教義にしたのが、新自由主義なのだ、
この21世紀型の新興宗教と訣別せねば将来はない、
と、何方かが諫めておられました。
まあ、これは、思想上の『新型コロナウイルス』みたいなもの。
環境など意に介さぬこのウイルスの蔓延の方がよっぽど怖い、
そんな気がしてなりません。・・・
燦燦と諭す、陽精。
修験台を後にすると、前方からO利さん。
沢をくだるそうな。
女岩は直ぐ其処。
岩場のテラスに着くと、いつもの方々が。
yosidaさん、M浦さんご夫妻、そしてasanoさん。早速、鍋焼き。
M浦さんから栄養の補給?美味、感謝。
すると、途中で追い越したkanekoさんが到着。
『古来稀なり』にして、元気いっぱい。
歓談、四方山話。
みなさんを見送って、テラスに独り。
サンヒーターで、温温。極上の時間。
さて、帰るとしましょう。
本日は逆廻り、岩場を下降します。
宙からは大きな、おおきなエ~ル。
男岩は激。
基部へと降り起って、月山。
さらにロ~プに縋って?
岩場の直下に。呼ばわる響は、「天を仰げ、天から生きよ」。
一枚岩をそろりそろり。
再び水の精にご挨拶。
水の精に鼓舞され、後はすたこら。
水の翔逸・・・
翔華・・・
翔躍に与って・・・
無事の下山、
朗心の山路に
感謝、感謝。
fin