御幣松尾根の取り付きを洗うアシ沢に、鹿瀬の皆様のご好意により、今年も単管によるりっぱな簡易橋が架けられたとの情報に、早速、御幣松尾根から大日岳に登るべく、7月11日、日帰りで行って来ました。あらためて関係者の皆様に御礼申し上げます。
[ 行動概要 ]
二つ目のゲートに到着。トンネルあり。このトンネルは何度通っても気持の好いものではない。すぐに緩く蛇行するためか、入口の光りはすぐに途絶え、全くの暗闇になる。上からピタピタ落ちてくる滴にゾクッとしながら、ライトを頼りに10分余りの歩きだ。
05:02 登山口着。スパッツを着け、軽くストレッチ。曇り空ながら予報は良く心配はなかったのだが、時折、雨粒がぱらつく。
05:15 登山口発。上部のガスは動きそうもない。
06:25 月心清水着。地蔵さんに手を合わす。水は少ししか消費していないので、水場は寄らず、ビスケットをほおばり、すぐに発つ。
07:50 一服平着。途中木の葉に隠れた熊の大きな糞を思いっきり踏んでしまう。雨が少しうるさいので、風の様子を伺いながら雨具の上衣のみポンチョのようにザックの上からひっかける。時折、鏡山方面上空に陽が射し、何とかなるだろうと楽観する。この間、後半は草木の繁殖でのぼりづらく、小雨なのに本降り並みに濡れた。山開きのイベントが中止になり人の手が入らなかったためだろう。それにしてもここのブヨは人懐っこい。人間様の血などめったにないご馳走なのだろう。ここから先は、さらにヤブ気味になる。休憩後、雨具の上下をちゃんと身につける。
08:45 早川のつきあげ・着。残雪はあったが、かなり縮小しており、夏径にかかることはなく、雪の上に乗らずに進めたが、草木の繁茂でヤブ化し、さらにぐしょぐしょになる。雨は降ったり止んだりだが、止んでる時間の方が多くなって来た。
09:25 牛首山標柱着。この間も両側の草木が繁茂過剰。径は辿れるが、覆いかぶさってくる枝葉が煩わしい。たっぷり滴を頂戴した。風が強くなってきたので帽子上からタオルをほっかぶりする。温かい。
10:40 大日岳山頂着。この間、牛が首の表示板を見過ごしてしまったが、この辺りの径も、足元が判然とはしているものの、左右両側の草木の繁殖・繁茂が著しく、特に、牛が首から斜面へと巻いて行く箇所など、短い区間だが足元が覚束なかった。ガスの中、初めての下りとなると、径を拾えなくなる可能性も出てきた。急斜面の残雪はまだ結構あるが、縮小しており、夏径も一部が少し隠れているだけで、問題なく雪の上に乗ることなく通過することができた。直下、惣十郎清水はまだ雪の下。融雪水あり。山頂は濃いガスの中。誰もおらず、風もあり寒いので早々に下山の途に。こういう日の楽しみは花、花。じっくり花を愛でること。結果として山頂まで一度も雪の上にのることなく、携行したピッケル、アイゼンは出番なしだった。
二つ目のゲートに到着。トンネルあり。このトンネルは何度通っても気持の好いものではない。すぐに緩く蛇行するためか、入口の光りはすぐに途絶え、全くの暗闇になる。上からピタピタ落ちてくる滴にゾクッとしながら、ライトを頼りに10分余りの歩きだ。
05:02 登山口着。スパッツを着け、軽くストレッチ。曇り空ながら予報は良く心配はなかったのだが、時折、雨粒がぱらつく。
05:15 登山口発。上部のガスは動きそうもない。
06:25 月心清水着。地蔵さんに手を合わす。水は少ししか消費していないので、水場は寄らず、ビスケットをほおばり、すぐに発つ。
07:50 一服平着。途中木の葉に隠れた熊の大きな糞を思いっきり踏んでしまう。雨が少しうるさいので、風の様子を伺いながら雨具の上衣のみポンチョのようにザックの上からひっかける。時折、鏡山方面上空に陽が射し、何とかなるだろうと楽観する。この間、後半は草木の繁殖でのぼりづらく、小雨なのに本降り並みに濡れた。山開きのイベントが中止になり人の手が入らなかったためだろう。それにしてもここのブヨは人懐っこい。人間様の血などめったにないご馳走なのだろう。ここから先は、さらにヤブ気味になる。休憩後、雨具の上下をちゃんと身につける。
08:45 早川のつきあげ・着。残雪はあったが、かなり縮小しており、夏径にかかることはなく、雪の上に乗らずに進めたが、草木の繁茂でヤブ化し、さらにぐしょぐしょになる。雨は降ったり止んだりだが、止んでる時間の方が多くなって来た。
09:25 牛首山標柱着。この間も両側の草木が繁茂過剰。径は辿れるが、覆いかぶさってくる枝葉が煩わしい。たっぷり滴を頂戴した。風が強くなってきたので帽子上からタオルをほっかぶりする。温かい。
10:40 大日岳山頂着。この間、牛が首の表示板を見過ごしてしまったが、この辺りの径も、足元が判然とはしているものの、左右両側の草木の繁殖・繁茂が著しく、特に、牛が首から斜面へと巻いて行く箇所など、短い区間だが足元が覚束なかった。ガスの中、初めての下りとなると、径を拾えなくなる可能性も出てきた。急斜面の残雪はまだ結構あるが、縮小しており、夏径も一部が少し隠れているだけで、問題なく雪の上に乗ることなく通過することができた。直下、惣十郎清水はまだ雪の下。融雪水あり。山頂は濃いガスの中。誰もおらず、風もあり寒いので早々に下山の途に。こういう日の楽しみは花、花。じっくり花を愛でること。結果として山頂まで一度も雪の上にのることなく、携行したピッケル、アイゼンは出番なしだった。
12:00 牛首山にかかって下山中、稜線のやや陰になった風の弱い所で、本日はじめて人に遭遇。ん?よく見るとハタノさんだった。さすがというかやっぱりというか「御幣之守」殿でした。私もここで休憩・食事とする。 ハタノさんは出発が遅かったのでここを今日の山頂とするとのことなので一緒に下山することに。
12:23発。少しずつガスに切れ間が出始め、櫛が峰などを被写体にすることが出来た。
13:23 早川のつきあげ・着。残念ながら、ついに烏帽子山、大日岳を拝めず。
14:00一服平。
14:47月心清水。
15;41下山(登山口)。
湯の島小屋に寄る。いいロケーションだ。ハタノさんはここからは自転車。いいなぁ。私は歩きます。トンネルの中で登山者?1名とスライド。第2ゲート着。
12:23発。少しずつガスに切れ間が出始め、櫛が峰などを被写体にすることが出来た。
13:23 早川のつきあげ・着。残念ながら、ついに烏帽子山、大日岳を拝めず。
14:00一服平。
14:47月心清水。
15;41下山(登山口)。
湯の島小屋に寄る。いいロケーションだ。ハタノさんはここからは自転車。いいなぁ。私は歩きます。トンネルの中で登山者?1名とスライド。第2ゲート着。
上天気の中、汗をたくさん流し、悪場の数々ものともせず、山の頂を足下にし、眺望をほしいままにすることは、登山の醍醐味だ。その達成感にはなにものにも換えがたいものがある。でも天気が悪ければ全て悪し、ちょっとした雨で登らない・や~めたではもったいない。好天が山の恵みなら、悪天もまた山の恵みだと私には思える。もちろん、台風やドシャ降りの雨の中を登る酔狂は持ち合わせていない。雨の程度は各自の良識ある判断に委ねられるべきだが・・・。
雨の日の花々の気高さは、好天の日の全山稜が放つ荘厳に引けをとらない。ある方がどこかで書いていた、「人間が満足を覚ゆるのは努力にあり、成功においてではない。十分な努力は完全な勝利である」と。
山に登るうえでの「十分な努力」って何だろう。筋力トレーニングではないような、そんな気もする・・・・。
雨の日の花々の気高さは、好天の日の全山稜が放つ荘厳に引けをとらない。ある方がどこかで書いていた、「人間が満足を覚ゆるのは努力にあり、成功においてではない。十分な努力は完全な勝利である」と。
山に登るうえでの「十分な努力」って何だろう。筋力トレーニングではないような、そんな気もする・・・・。
二つ目のゲートです。ここからはトンネルの中を行きます。
トンネルの中です。フラッシュでかろうじて見て取れますが、
ヘッドランプでは灯りが闇に消え、数歩先が精一杯です。(真ん中の溝を目印に進みます)
ヘッドランプでは灯りが闇に消え、数歩先が精一杯です。(真ん中の溝を目印に進みます)
御幣松尾根の取り付きです。アシ沢には単管による簡易橋が架けられています。有難いですね。
下を見ると、渡渉は覚悟が要ります。
下を見ると、渡渉は覚悟が要ります。
天気予報は何だったの? 上部の雲は取れません。
月心地蔵です。
月心清水の分岐です。
沢も下部は雪が取れてきました。小雨がぱらついてきました。
あっ、陽の光りが・・・
でもまだ雨。露にぬれてヤマツツジ。
一服平です。
早川のつきあげ。表示板に微かに「櫛が峰」と。
牛首山の標柱です。
こんな日は花です、花。
大日岳下の急斜面です。残雪は縮小してます。
夏径はほとんど出てます。
キヌガサソウ 花は大地の心ですね。
この峰の心は複雑?
ガスは取れそうもありません。
惣十郎清水は雪ノ下。融雪水が出てますね。
大日岳山頂です。今日は何だかラク~に上れました。「大日くん」元気です。
コバイケイソウです。
ヒメサユリです。
「準備中」です。
えーっなんとハタノさんとバッタリ。
筆者です。
バナナ?いえ、「準備中」のニッコウキスゲです。