あるく

~山の恵みの備忘録~

磐梯山/爽達 2018年8月12日

 櫛ヶ峰から、飯豊連峰。
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 今日(8/12)は、磐梯山へ。
 前回(7/8)、降りみ降らずみの天気に、櫛ヶ峰は寄らず仕舞い。
 なので、今回はこちらをメインにと、のぞみました。
 早発ちのおかげで、暑さに敗けることなく、大磐梯へ廻る余裕も。
 颯爽と?ゲレンデを駆け降りることが許されました。


 いつもの猪苗代スキー場から。
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 空は、澄明、上天気。
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 赤埴山を巻き終えれば、櫛ヶ峰の招く響。
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 沼の平。いつもの場処で、ひと息。
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 お山は夏顔。
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 火口の淵に起てば、遥か飯豊から、呼ばわる響。
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 陽精がまどろむ、櫛ヶ峰へ。 
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 天狗岩が背を押し上げてくれます。
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 陽精の頌に迎えられ、櫛ヶ峰を頂きました。
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 いつもの場処には、先客。挨拶も返さず、何やら気難しそうな若者…。
 少し距離を置いて、眺覧、周覧のひと時。

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 此処はいいなぁ。
 
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 この山の、火の山としての痕跡が、その懊悩の、深さ、大きさが、肌に沁みるや、
 瞬時に、観る者の「懊悩」はすいとられてしまう。
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 遥か西北には飯豊が鎮座。一帯の空気を統べります。
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 北方には、朝日連峰と月山。
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 そして吾妻と、…
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 安達太良の連嶺が、睦ます。
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 天気の具合がこんなにいいと、周りのお山のひそひそ話まで聞こえてきそうです。
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 「むなしいことばをいうな
 もしそうしていたがために
 おまえの肺がよわるというなら
 さざん花の白い花にむかってうたっておりなさい
 おまえのにくたいとおまえのことばを
 すべてうつくしいひとつのながれとしなさい
 もしひくいすがたのじぶんになっておるなら
 たえがたくともだまっていなさい
 みずからがひかるまでまっていなさい」
 (八木重吉



 山には山の生かされてゆく道があるように、人よ、一人ひとり、それぞれに、
 生かされてゆく道があるのだと、備えられているのだと、お山の響…
 もったいないこころが、そこにすわっています。
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 すると、いつもは誰もいない山頂に、もうお一方登場。
 栃木からとか。しばし、歓談、四方山話。
 おかげ様で、こんなショットをお願いできました。
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 ありがとうございました。
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 いい時間を過ごせました。

 いい風に誘われ、大磐梯にも寄らせて頂くことに。
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 澁谷口へと下られる栃木の方と別れ、いざ。
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 倦むことなく呼ばわる、天狗岩。 "天を仰げ、天から生きよ"と。
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 弘法清水に到着。澁谷さんにご挨拶。
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 いざ、山頂へ。
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 大磐梯を頂けば、人いきれ。
 大勢の登山者の方々の達成感と爽快、そして困憊?
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 浪のように雲がわき、…
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 息む心と体を洗います。
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 櫛ヶ峰は、やはり、先に廻るのが定石かな。
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 雲の和気、それぞれの憩い、団らん。
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 そろそろ、おいとましましょう。
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 降る途中、何と、本日の最年少?
 お山は、にんまり。
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 お土産に?弘法清水3.5リットル。

 ズシリと重くなったザックを背に下り始めると、常連の、takahashiさん。
 「いやぁ、お久しぶりです」。しばし、歓談、四方山話。
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 天狗岩のエ~ルを総身に享け、あとは、すたこら。
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 今日も溌剌、長靴『寅さん』。でも、ムレル~。
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 沼の平で、ひと息。
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 お山の響に、耳澄ませます。
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 トンボ君も、ご機嫌麗しいようで。
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 赤埴の山脊に躍れば、湖からの…
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 そして、お山からの、特大のエ~ル。
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 爽快~、
 このクソ暑いのに?ゲレンデを駆け降りてしまいました。
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 無事の下山、
 爽達の山路に
 感謝、感謝。


 Fin