あるく

~山の恵みの備忘録~

高柴山/静泰 2018年8月5日

 先がけて、マツムシソウ
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 今日は(8/5)は、阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』
 及び、堂山王子緑地環境保全地域を見回ります。
 
 命をも呑み込まんとする暑さに、日常は、survivalと化してしまいました。
 高柴山は標高884Mの里山
 前回(7/1)同様、熱中症かな?とあやぶみましたが、
 山頂では、爽やかな風に恵まれ、
 悠悠閑閑、ひと時の静泰を愉しむことが許されました


 いつもの門沢登山口から。
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 日向では、草木が元気溌剌? ヤブが道を隠します。
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 蛍草の鄭重なる迎候に与りました。
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 光を浴びる木々。
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 木漏れ日、葉漏れ日の中の、清々しい運歩
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 水石に着けば、阿武隈が披けます。
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 山頂部に起てば、草いきれ
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 ギボウシナデシコが咲き溢れます。
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 おや?もう、マツムシソウ
 今年は花の歳時記の巡りが早いですね。
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 山頂小屋を廻って展望台へ。
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 階上へは上がらずに、一帯を廻ります。

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 静かな花たちの営み…そのひとすじの気持ち。
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 その頌に合わせて、蝶たちが舞います。
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 さて、異状のあるなく、安堵。
 展望台へ上がって、息むとしましょう。

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 イカーの姿はありません。
 こんなにいい風が吹いているのに、勿体ないなぁ。
 どっかと陣取り、カップ麺~といきますか。(笑)


 の~んびり、眺覧、周覧。
 阿武隈の暢然、暢達がしみてきます。
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 風はさやさや、空もいい具合になった来ました。
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 少し暑かろうと、陽精が雲に隠れてくれました。
 それにつけても、この猛暑。
 気象の専門家達よ、「災害」などと宣うこと勿れ、これは「公害」ですよ。
 
 「子曰わく、
 誰か能く出づるに戸に由らざらん。何んぞ斯の道に由ること莫きや」
 とは、孔子の言葉。(『論語』雍也第六)
 碩学に倣って意をくめば、
 「室から堂へ出てゆくとき、
 そのときには、戸をおしあけ、そこを経由して、出てゆく。
 だれだってそうしなければならない。それがきまったことである。
 人間の道の人間に対する関係も、同じであって、
 誰でもが、経由しなければならないものが、人道である。
 それになぜ、人々は、斯の人道に由(たよ)ろうとしないのであろうか。
 部屋から出てゆくときは、戸から出てゆくにもかかわらず」。
 ・・・・・・・
 原発事故に、異常気象、みんな、同じ心性、性根に発しています。


 黙ってうなずく、陽精。 
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 さて、いい時間を過ごせました。
 そろそろ、帰るとしましょう。

 水石で、石と遊んで?
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 あぶくまからのエ~ルを総身に頂戴します。 
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 花の一輪一輪と、言葉を交わし…
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 トンボ君と語らいながら…
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 あとは、すたこら。
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 葉漏れ日、…
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 木漏れ日を浴びて。
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 無事の下山、
 静泰の山路に、
 感謝。


 Fin