あるく

~山の恵みの備忘録~

二ツ箭山/寛愉 2018年2月10日

 春を頌う、イヌフグリ
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 今日(2/10)は、二ツ箭山へ。
 風もなく穏やかな日和、一円、やや霞みはしたものの、
 テラスに寛ぎ、  
 心ゆくばかり、春にひたることがゆるされました。
 感謝。


 今日は細い流れ。
 礼すれば、謙廉に合わせられます。
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 三段滝。
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 寒を透して水の宴。
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 〆張り場から、山脊へ。

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 岩場に直下。
 "天を仰げ、天から生きよ"と呼ばわる響。
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 男岩に背中を押され…
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 女岩を頂けば、陽精がうららかに頌います。
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 しばし、黙想。
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 テラスには、常連のみなさんの憩い。
 asanoさん、nakajimaさん、O内さん、Y田さん、M浦さん~
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 そして、方位盤にはS藤さんの姿。
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 風もないので、方位盤の傍で昼餉とします。
 高い処から。
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 三巨頭?と共に、歓談、四方山話。
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 みなさんを見送り、一人残ります。
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 陽彩にまどろんで、ひと時。

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 こんな日は、天をみあげ ――

 "太陽…
 あなたは総てのものへ いりこむ
 炭にはいっていて赤くあつくなる
 草にはいっていて白い花になる
 恋人にはいっていて瞳のひかりとなる
 あなたが神の重い使であることは疑えない
 あなたは人間の血のようなものである
 地の中の水に似ている
 不思議といえば不思議である
 有難いといえばじつに有難い
 あなたより力づよいものがあろうか
 あなたが亡ぶる日があろうか
 そして別のあたらしい太陽がかがやく日があろうか
 あると基督はおしえられた
 ゆえにその日はあると信ぜられる
 しかしその日まであなたは此の世の光りである
 みゆる光りはみえぬ光りへの息吹を通わせている
 あなたの高い気持にうたれた日は福(さいわい)な日である"
 と、
 重吉の詩を口遊もう



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 さて、帰りましょう。いつもの沢コースへ。

 修験台から。
 睦まじい"夫婦岩"の頌歌。
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 水の精に合わせられて。
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 寒を透して、水は、語られざる哲学。
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 日陰にはまだまだ、雪の意気地。
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 水の精の、翔逸、翔華、翔踊に与れば…
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 山路は了わりです。
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 陽精のねぎらい。
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 無事の下山、
 寛愉の山路に
 感謝。


 Fin