あるく

~山の恵みの備忘録~

飯豊/秋光(その3) 2015年9月27~28日



   『飯豊/秋光(その2)』からの続きです。


   駒形山頂にザックをおろして、一息。
   山精の充満に、まったり周覧、至福のひと時です。



   (これから辿る、飯豊山頂)
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   (御前坂、草履塚、種蒔山)
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   (牛首山)
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   (大日岳)
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   駒形山はいいな、小さいのがいい、
   小さな頂がいい。
   へりくだって、あらそわず、
   英峰をみな友とする、その位相がいい。
   小さいことはすばらしい。

   "われに独特の歓喜あり。
   ゆえに神はわれに独特の艱難を下し給うなり。
   人はわれの歓喜を知る能わず。
   ゆえにわれの悲痛を知る能わざるなり。
   わが生涯の独特なるは
   神がわれを特別に愛し給うがゆえなるべし。
   ゆえにわれは喊んで言わん
   「来れ独特の艱難よ、われは歓んで汝を迎えん」と"。
   (内村鑑三
   山の一つひとつに独特の歓喜があり、独特の艱難があり、
   特別の愛がある。
   自らを懲らし、汗し、砕かれた者は、
   それに触れる――。

   それに触れたものは、幸いなる哉。



   (天狗岳
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   (北股の衆)
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   (大嵓尾根)
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   山路は続きます。

   飯豊山頂着。
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   ぐるり、周覧。
   (飯豊本山小屋方面)
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   (大日岳、御西岳、駒形山)
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   遥々と辿り来った稜線。
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   (北股/烏帽子/梅花皮、梶川尾根、杁差岳)
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   これから降る大嵓尾根、宝珠山
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   飯豊のエ~ルを満身に享けて、パチリ。
   いざ、大嵓尾根。

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   さぁ、ずんずん降ります。
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   遥か杁差岳から、エ~ル。
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   大日岳が隠れます。
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   段々大きくなる宝珠山
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   宝珠山が秋光に誠心で応えます。
   カメラの応接に、なかなか足が進みません。
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   鞍部から御前坂。秋の祝祭の真っ只中。
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   この尾根は別名、切歯尾根。
   これでもかと足元不如意のアップダウンの連打です。
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   振り返り、振り返りつつ写真撮り。
   天気が良過ぎるのも罪…。
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   あれが宝珠山の数あるピークの中の最高点。
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   そのピークから、まじまじと飯豊山
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   ん~、紅葉の良いタイミングで来れました。
   ダイグラはこれまで秋に何度も訪れていますが、
   一番の色彩、色相です。感謝。
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   ぐるりと周覧。酔いしれます。
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   上るにも下るにも厳しい尾根ですが、
   やはり飯豊の真骨頂、堂々の貫禄です。
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   後ろ髪を引かれますが、降らなければなりません。
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   足元は不如意。
   他のコ~スに倍して緊張を強いられます。
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   宝珠山ノ肩に着きました。
   一息入れましょう。
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   ここからまたアップダウン。
   上っているんだか、下っているんだか分らない、
   ミステリーワールド?に突入です。
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   このピーク(1499m峰)は巻いて通過。
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   振り返って、目に保養。良い色合いです。
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   さて、千本峰。
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   手荒い扱いが待っています
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   遠ざかる宝珠山
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   千本峰の標柱。
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   時折優しいプロムナ~ドに慰められます。
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   またまた、"登って来い"。
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   それでも許します。
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   烏帽子岳雄大
   クサイグラ尾根を落とします。
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   杁差岳からのねぎらいにほっこり。
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   休場ノ峰がそこに。
   やっと射程に入りました。
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   休場ノ峰から宝珠山
   携帯で時刻を見たら午後の1時半を回っています。
   カメラと少し遊び過ぎたようです。
   足を"バ~ン"と叩いてスイッチ。気合です。
   宝珠山飯豊山にいとまを告げて。
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   ほぼ日帰りの時のペ~スで桧山沢の吊橋に。
   ヘロヘロなのにこの達成感。
   忘れた頃、またおんなじことやるんだろうなぁ。(笑)
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   うれしいダイモンジソウのねぎらいエ~ル。
   ここは温身平。この後は天狗平まで林道歩きです。
   気合を入れてもう一踏ん張り~。
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   無事の下山、
   お山の親昵、秋光の祝祭に
   感謝、感謝、感謝。



   Fin