『群像・飯豊保全(その1)』
からの続きです。
”ありがとう”、
の響(こえ)に振り向けば、
北股の衆。
保全隊を嘉し、
喜色をたたえています。
雲さんたちも、
保全隊の振る舞いに歓然。
仕事の邪魔にならぬ様、
遠巻きに喝采、援けます。
さらに上へ。
ここは何とも懐かしい、4年前の現場。
みんなで手当てした箇所でした。
前の施工を越えて土砂が草叢へ流れ落ちています。
中詰めしてロ~ルした椰子ネットを重畳し、
フィルターにして土を留め、水だけを流したい。
雲さんたちが
山の猛者たちの作業を
やさしく見守ります。
ん~、こんな感じでどうだべ。
手を休め、ふと見渡せば
高原に花の咲く。
径にさやけく”保全”の花が。
心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くし、
力を尽くす、
ひとり一人、
ひとすじの気持ちが
咲き溢れている。
花芯に愛、
信実と謙遜の花片をひろげ、
希望の香りを
たたえて。
かれらは花、
いいでをえらび、
えらばれた花。
いいでの香りを
たたえている。
”ごくろうさん”、
杁差のねぎらいにホッコリ。
手を休め、しばし見惚れます。
助言を頂戴した石ダム、
シミケンさんの手が入ります。
残余のネットも有効に用います。
これで一段落かな。
ノルマを果たし、ホッと一息。A1班の仲間、
揃い踏みです。
(左からinabaさん、川口さん、abeさん、konchang、
hukuiさん、私、ヤスさん、nakamuraさん、シミケンさん。)
私以外はみんな力持ち、お世話になりました。
雲さんのギャラリーが増えて来ました。
ダイグラは雲を押し分け、
ちゃんと見てくれています。
北股の衆が、雲を制します。
A2,A3両班のみなさんが作業を了え、
A1作業地に上がって来ました。
これから、井上統括リーダーの進行で
『ふりかえり(班長による成果の発表)と講評』
が行われます。
B1~3班は作業地が離れているので、
B1班作業地に集合して同様に。
A1班の成果が見分されます。
緊張の?班長ヤスさん。
A1の最上部の作業地から、
班長さんによるプレゼンを開始。
雲さんも興味深げに寄って来ました。