今日(8/30)は、飯豊へ。
参加させて頂きました。
作業場所は梶川尾根(尾根上部・五郎清水下部)。
参じられたみなさんと一緒に
登山道浸食部への土留工設置、歩行路固定、
及び修復作業等を行います。
4:00天狗平ロッジ集合ということで、
遅刻せぬよう前夜の23:30に出発。
小国町のコンビニで買い物をしていると、
井上邦彦さんとバッタリ、
「猫の手よりましなよう、頑張ります」。
4時前に天狗平ロッジ着。
参加者は五十有余名。
作業箇所別にそれぞれ班が編成されていて、
私は梶川尾根の最上部を担当するA1班。
班長さんによる点呼、挨拶、そして自己紹介。
統括リーダーの井上邦彦さんより
作業内容の指示を受け、
追加資材、必要工具の仕分け等、
準備の整った班から順次、出発です。
(井上邦彦統括リーダー)
勇躍として梶川尾根へ、・・・
ですが、生憎の雨模様。
でも、これで折れる方々ではありません。
湯沢峰着。
仁王立ち?のリョウくん。気合入ってます。
雨は降りみ降らずみ、幽玄の中を黙々と。
滝見場で一本入れた先頭グループに合流。
しばし息んで、 go on 。
B1~3班が担当する場処、五郎清水下部に
担いで来た追加資材を降ろすリョウくん。
五郎清水で、一息。
雨が上がり、笑みが溢れます。
雲が上下に割け、光が射し込みます。
保全の為の特別な空間が現出しました、有難い。
青天のエ~ル。
そして白龍、渾身のエ~ル。
山への想い、
それは自分との闘いです。
クサイグラ、そしてダイグラから、
保全隊への篤いエ~ル。
雲表のミッション、心が逸ります。
梶川峰到着。現場はこの先。
杁差の穏やかな眼差し、
懇ろな挨拶。
A1班の仕事始め、
資材の集積場から受け持ちの工区へと
割り当て分を運び、
荷上げされた皆さんの志を繋ぎます。
さぁ、いかにもして、土を制したい。
様々な知恵の躍如。
此処では、
前回、水の流れを草叢へ導く工夫を施しましたが、
勢い余って土砂が流れ込み、後遺が認められます。
今回はロ~ルした椰子ネットをフィルタ~にして
土砂を濾し、水だけが草叢へ流れ込むよう
企図しています。
掘り出された土や小石は土嚢袋に入れ、
中洲を成している草付きのえぐれを補強します。
椰子ネットを広げ、土や小石、
そしてその間に椰子繊維を混ぜて、ロ~リング。
様々な思いが形を成して行きます。
こんな感じかな?
先の石組にもメンテ、
また水の流出部にはダムをと、
作業が展がります。
『その2』に続く。