あるく

~山の恵みの備忘録~

群像・飯豊保全(その1) 2014年8月30日

 
   今日(8/30)は、飯豊へ。
 
   飯豊連峰保全連絡会の合同保全作業に
   参加させて頂きました。
 
   作業場所は梶川尾根(尾根上部・五郎清水下部)。
   参じられたみなさんと一緒に
   登山道浸食部への土留工設置、歩行路固定、
   及び修復作業等を行います
 
 
   4:00天狗平ロッジ集合ということで、
   遅刻せぬよう前夜の23:30に出発。
   小国町のコンビニで買い物をしていると、
   井上邦彦さんとバッタリ、
   「猫の手よりましなよう、頑張ります」。   
   
   4時前に天狗平ロッジ着。
   参加者は五十有余名。
   作業箇所別にそれぞれ班が編成されていて、
   私は梶川尾根の最上部を担当するA1班。
   班長さんによる点呼、挨拶、そして自己紹介。
   統括リーダーの井上邦彦さんより
   作業内容の指示を受け、
   追加資材、必要工具の仕分け等、
   準備の整った班から順次、出発です。
 
     (井上邦彦統括リーダー)
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   勇躍として梶川尾根へ、・・・
   ですが、生憎の雨模様。
   でも、これで折れる方々ではありません。
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   湯沢峰着。
   仁王立ち?のリョウくん。気合入ってます。 
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   雨は降りみ降らずみ、幽玄の中を黙々と。 
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   滝見場で一本入れた先頭グループに合流
   しばし息んで、 go on 。 
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   B1~3班が担当する場処、五郎清水下部に
   担いで来た追加資材を降ろすリョウくん。 
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   五郎清水で、一息。
   雨が上がり、笑みが溢れます。
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   雲が上下に割け、光が射し込みます。
   保全の為の特別な空間が現出しました、有難い。 
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   青天のエ~ル。 
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   そして白龍、渾身のエ~ル。
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   山への想い、
   それは自分との闘いです。 
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   クサイグラ、そしてダイグラから、
   保全隊への篤いエ~ル。 
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   雲表のミッション、心が逸ります。 
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   梶川峰到着。現場はこの先。 
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   杁差の穏やかな眼差し、
   懇ろな挨拶。 
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   A1班の仕事始め、
   資材の集積場から受け持ちの工区へと
   割り当て分を運び、
   荷上げされた皆さんの志を繋ぎます。
 
   さぁ、いかにもして、土を制したい。
   様々な知恵の躍如。
 
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   此処では、
   前回、水の流れを草叢へ導く工夫を施しましたが、
   勢い余って土砂が流れ込み、後遺が認められます。
   今回はロ~ルした椰子ネットをフィルタ~にして
   土砂を濾し、水だけが草叢へ流れ込むよう
   企図しています。       
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   掘り出された土や小石は土嚢袋に入れ、
   中洲を成している草付きのえぐれを補強します。       
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   椰子ネットを広げ、土や小石、
   そしてその間に椰子繊維を混ぜて、ロ~リング。 
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   様々な思いが形を成して行きます。 
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   こんな感じかな? 
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   先の石組にもメンテ、
   また水の流出部にはダムをと、
   作業が展がります。 
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   『その2』に続く。