『その2』からの続きです。
それぞれの現場での作業を了えて集合。
井上邦彦統括リーダーが全体的な講評を交えて総括します。
後はそれぞれの現場を、
担当した班長さんからコンセプトを伺い、
出来具合を「振り返り」ながら下ることに。
此処は既に多くの手が加えられ、改良がなされています。
どのような考え方で施工したかが説明され、
それに対して川端さんからの講評、
場合によっては、手直しと、
順次「振り返り」が進みます。
ザックを背負って次の現場へ。
土嚢や石を併用してのダムや土砂を濾す仕掛けで、
何とか土砂の流出から堆積への転換を図ります。
苦心の跡。
此処も水道みずみちによって
草叢へと土砂が流れ込んでしまっており、
やはり椰子の土嚢による濾しの効果を期待しての施工。
川端さんの講評に耳を傾けます。
技術的な問題に様々な意見が交わされます。
さて、施工箇所の「振り返り」を了えました。
もう西日です。各班点呼をとって急ぎ下山の途に。
一斑の殿しんがりはKさん。
雲のねぎらいを受けつつ、稜線にいとまを告げます。
Iさん、足取り快調。
倉手山からは、懇ろな、ねぎらいの響こえ。
しばし五郎清水に憩います。
ちょっと疲れたかな?
この尾根は下りもツライ。悪場は恐る恐る~、
井上さんが見守ります。
一仕事終えて晴れやかな清水さん、
何だか後光がさしてる様な?