今日(1/12)は二ツ箭山へ。
この山は、いい山です。
ついつい足が向かいます。
足は正直です。
これまで、御滝から〆張場を経て尾根へと上がり、
男岩/女岩の岩壁を攀じって陽だまりテラスに遊息、
帰りは修験台を経て沢へと降り、
〆張場を経て往路を復す~という歩き方が、
私の心に適い、それが基本でした。
たしかに、男岩/女岩、この二つの岩峰こそ、
この山の真骨頂、
くわえて沢の水の清淑、その精爽に接するを得ば、
山冥利に尽きるというもの、この上ない僥倖・・・、
なのですが、どうも、足に怏怏として楽しまず?
の感が残ります。で、あれこれ思案。
今回から、歩き方を少しアレンジして、
[登山口~御滝~〆張場~(尾根)~男岩/女岩~修験台~御滝沢~〆張場~月山新道~月山~男岩/女岩~(尾根)~〆張場~御滝~登山口]
こんな感じに歩ければいいなぁ、と。

御滝。滴りに気概。

水の精、凍る、という意志。

〆張場から山脊へ。

山脊に、女岩の弥猛心がはやります。

攀じれば男岩の意気地。

巌には、勃々と起こる雄心。

岩場のテラスには、
常連のY田さんとM浦さんの姿が。
M浦さん、足の具合が良くなられたようで、
何よりです。
でも、予報の

は何処へ? 陽だまりは・・・?。




ついでに私も。(笑)
ゆっくり食事をご一緒したいところですが、
ご勘弁。
今日はまだ終点ではないのです。

テラスのお二人にいとまを告げて、修験台。
岩峰を見遣ります。

男岩。(珍しくひとの姿が)

女岩。

沢床へと降り起てば、ここにも珍しくひとの姿。

みずがごつごつとしている。
みずにもぼんのうがあるのだろうか。

陽に慈悲をもらうと、
こんなにもうれしそうに、
こんなにもしずかで、
こんなにもきれいになるんだなぁ。

さむいときはさむいように・・・。

みずがながれるようにあるきたい・・・。

さて今日は、〆張場から重たい身体に鞭打って、
月山新道へと登り返しです。

岩ゴロゴロの尾根。

月山への途上、二本の矢竹を望見。

月山でシャリバテ、菓子パン一個。
勢いつけて稜線を歩けば、
前方から、Y田さんとM浦さん。
月山を周っての下り、どうぞお気を付けて~。

岩場男体山/女体山への分岐。
真っ直ぐ行くと、三角点があります。

本日二度目のテラス。
遅ればせながらの予報的中。
青空の下、温々ぬくぬくの陽だまりが
迎えてくれました。

さて、ラ~メンの準備。

陽光燦燦、
まどろむみずのようにとろけてうつろ、
・・・至福のひととき。

岩のテッペンで写真撮影に興じるお方、
危なくない?

先ほど喘いだ尾根からは、親昵なる響こえ。

たっぷり息みました。岩場コースを復します。
男岩/女岩の基部鞍部に起って男岩を仰ぐ。

鎖場を慎重に下降。

降り了えて見上げれば、宙そらに沐浴ゆあみする女岩。

山脊から〆張場へと一気の降り。

沢にはみずの元気がお出迎え。

みずのながれ、はりあいがあふれている。

みずといっしょに歩けば・・・

もう、御滝。

無事の下山、感謝。
Fin