今日(6/11)は飯豊山へ。
久し振りの日帰りピストン。
身の内と外、共に変化にさらされた昨今、
以前は当たり前のことだった飯豊の日帰りも、
瑞々しい挑みとなりました。
思いを尽くし、心を尽くし、精神を尽くし、
力を尽くして・・・お山に問い、問われ。
ささやかな意地、つましい投企でしたが、
お山の恩寵によって、守られ、嘉せられ、
感謝、感謝、感謝。
夜明け前。
川入は御沢、表参道に客となります。
登り始めてすぐ
ヘッデンoff でも歩ける程に白みましたが、
やはり朝は朝陽。
木々の葉が煌めき始めると足取りも軽く。
イワカガミの清々しい礼待。
横峰手前。あるかな~?と思っていたら、
やはり残っていました凹径に、雪。
下は空洞でヒヤヒヤもの。
踏み抜かぬよう、抜き足、差し足、忍び足。
お久し振りです、地蔵山。
お花も朝陽を体して礼接。
何とも嬉しいお山の持て成し。
三国のお山も相変らず壮健。
雲で貌かおを洗ってます。
小さき花たちの懇ろなお出迎え。
七森も洗顔中? 峻厳の岩肌にやさしい朝の陽光。
振り返って、地蔵山。
ガスが立ち籠めて来ました。
湿りを甘く見たのか、
ず~っと纏わりついて来ているブヨに苛立ってか、
不注意な足掛け・・・転倒。
岩に胸を打ち付けてしまいましたが、
偶々首から胸に厚手のタオルをかけていて、
大事に至らず。
天は、私のような者の生命をも惜しんで、
慈しまれた・・・・・感謝。
この恩寵、いかで応えんや。
自責、自省の剣が峰を了えて三国小屋に到着、少憩。
小屋には荷上げの空輸に待機のお二方。越後の山人です。
越後の猛女?いっちゃんを噂の肴に暫しの歓談。感謝。
さぁ、山頂へと、小屋を出て歩き始めれば、
路傍から特大の慰問とエ~ル。気を取り直します。
ありがとう。
高気圧が緩く張って来ているとは言え、此処はお山。
寒気、暖気が入り混じり、今日のレビュ~、
主役は雲さんかな。
ミネザクラも溌剌と応接です。
稜線には雪塊、ここは飯豊。
種蒔山が迫ります。
種蒔山への頂稜に乗って一望。
振り返れば、ガスを纏って七森。
前方には残雪の横臥、そして雲の放歌高唱。
見通しも良いので、種蒔山をトラヴァ~スして、
切合小屋への最短をステップ。
雲が一幕了えて退けます。
飯豊本山見参。
切合小屋前でちょっと腹ごしらえ、さて山頂へ。
先ずは草履塚!
この坂、雪があった方が、無い時より登り易いかも。
「ヨォ~」、虫くんの元気な挨拶が嬉しい。
宙そらに向って~キックステップ。