あるく

~山の恵みの備忘録~

高柴山/フィナ~レ 2012年6月3日

 
 咲く、その一心。 
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 今日(6/3)は、
 阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』
 及び、
 『堂山王子』緑地環境保全地域
 を見回ります。
 
 三週連続でハイシ~ズンの高柴山。
 栄枯盛衰はもののさだめ。
 ついこないだ咲き初めて、
 咲き溢れたと思ったら、
 もう、あちらこちらに枯萎枯落を迎えています。
 ひとすじの気持を貫き徹して、大地に還る。
 その信頼、信郷、信順。
  
 ヤマツツジの連連は、いよいよフィナ~レ、
 終楽章を奏で始めました。
 
 花精の感懐に触れ得て・・・、
 感謝です。
 
 
 
 
 日中に天気の崩れが予報されています。
 少し早めの出発。陽が優しく応えます。
 ・・・いつもの門沢登山口から。
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 『元気の樹』が元気です。 
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 木々の緑は光と戯れて。 
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 見晴らし台から。東方に霞濃く。 
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 ヤマツツジのお出迎え。 
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 想いを尽くして・・・ 
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 さぁ、山頂部へ。 
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 ヤマツツジが微笑んで。 
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 これから思春期?綻びかけて。 
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 孜々として。生命を燃やし尽くす。 
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 青春の謳歌 
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 まだまだ旺盛のもてなし。 
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 いま、若やぐもの。 
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 そして枯萎ていくもの。
 目指すは大地、紅い照明の彼方にある完成。 
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 たくさんのドラマに囲まれて山頂展望台。 
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 上には茨城から遠征のみなさん。
 干し柿、ご馳走様でした。 
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 生長の時系列を異にしながら・・・ 
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 蕾も、大人びたものも・・・ 
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 そして老いたものも、・・・みんな紅の純情でひとつ。 
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 「 koizumi さん・・・」と声かけられ、
 「???」の私でしたが、
 後で思い出しました。
 以前磐梯山で何度かお会いしたことのある福島市の方。
 ようこそ、高柴山へ~。 
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 展望台にはヤマツツジのフィナ~レを愉しむ眼差し。
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 此方の方。
 故あって?顔をやや伏し気味にされてますが、
 生粋の山人。
 吾妻の方からぶらりとやって来られました。
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 ヤマツツジのフィナ~レ・終楽章の妙なる調べ。 
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 精一杯の音を紡ぎます。 
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 さて見納めて、そろそろ下るとしましょう。 
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 礼の籠もったお見送り。       
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 いま、華やぐものも・・・ 
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 華やぐことに疲れたものも、その精はひとつ。
 ・・・ひとすじの気持を貫いて。
 もうすぐ大地に凱旋です。                 イメージ 22
 
 
 
 
 木漏れ日の中を。 
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 森の精に清ませられて。 
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 高柴山の巡視の前に、堂山王子神社及びその周辺を見回りました。
 何事の変わりもなく、安堵。
 
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 Fin