ヤマツツジ~ひとすじの気持ちがふくらみます。
今日(4/16)は、阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』(884M)
及び、堂山王子緑地環境保全地域を見回ります。
昨日から、雨と風。ちょっと気懸りでしたが、幸い、回復基調。
風は残るでしょうが、無問題。
お山の春の懐い、その一途に触れられたらいいな・・・。
堂山王子地区を回って、いつもの門沢登山口へ。
ん?新しい標識が設置されてます。
鬱蒼の杉林を抜けると・・・
其処彼処に、スミレの溌剌。
その一途な気持ちに合せられます。
山頂部に入ると・・・何やら、ざわわ?
蕾君たちが、にぎにぎしい。
『水石』着。阿武隈がひらけます。
山頂展望台へ。
階上で、しばし、眺覧、周覧。~阿武隈の暢然が沁みて来ます。
展望台には登山者の方が2名。
~ゴミの持ち帰り等をお願いしつつ、しばし歓談、四方山話。
どうぞ、良き山に恵まれますように。
さて、一帯を見回ります。
左が日影山、右は一盃山。奥に蓬田岳。(一盃山は未踏です)
「咲きたい」・・・。
その謙廉。ひとすじの気持ち。
礼敬すれば、その真っ当さに合せられます。
~一帯に、異状のあるなく、安堵。
さてさて、登り始めは、雲が空を制していましたが・・・
だんだんと退き始めました。
天には、まなざし。"Grace be with you"。
そして、陽精の頌。
蕾には、自由がある、静謐がある。
彼らは?「咲く」~そのひとすじの気持ちを尽くして、世界に尽くしている。
尽くすことで真実に触れ、天と地とをおつくりになった方と接している。
ひとすじの気持ちは磨かれ、完成し、その完成が世界を明らめる・・・。
でも、「咲く」のは、「報い」じゃない。
行為が報いを求める心から解放されることが、自由なのだから。
いい時間を過ごせました。
帰るとしましょう。
空から、雲から、大地から、特大のエ~ルを頂戴して・・・
後は、すたこら。
路傍の花と・・・
語らいながら。
無事の下山、
山路の春襟に
感謝、感謝。
fin