今日(5/23)は、阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』(884M)、
及び、堂山王子緑地環境保全地域を見回ります。
本日は、当初、山開きが予定されておりましたが、くだんのコロナ禍。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、
山頂でのイベント開催や登山口での記念品配布は中止となりました。
堂山王子地区を廻り了え、いつもの門沢登山口へ。
藤の目迎に与って・・・いざ、つつましやかに?
少し上がると、あぶくまの激。でも、だんだん雲が・・・
山頂部が近づくと・・・ヤマツツジがお出迎え。
このアーチをくぐれば、ヤマツツジの共和国。
みんな、高らかに・・・
そして、誇らしげに・・・
頌い上げます。
水石着。あぶくまの暢然に合せられます。
山開きのイベントこそ中止になりましたが、ハイシーズン。
其処彼処にハイカーの姿。
今季は今日あたりが開花の一番の盛り?
先週あたりかとも思いましたが、朝晩が涼しかったこともあるし・・・
展望台へ。
上がって、眺覧、周覧。
山頂部は、花の宴。
こんな日に来れるのは、役得?いや、御利益というもの?(笑)
降りて、一帯を見回ります。
すっかり、予報通りの曇り空に。
でも、溌剌。
ひとすじの気持ちは、陽射しのあるなしに関わりなく、耀ります。
ぐる~っと周って、再び展望台へ。
お一人、おひとり、それぞれがそれぞれの想いを抱いて、此処へ。
束の間、青空の祝福に与ります。
花の一つ、ひとつもまた・・・
見られることで、ひらかれ、すくわれる。
「悲しい思いになってはいけない。希望するのだ。
人にほんとうに与えうるものは、自らが抱いている希望だけなのだ。
自然に依り頼んで、未来を明るくとらえ、生命はきっと勝利すると信ずる。
これはそんなにむずかしいことじゃない。
生きているものはみな、生命が勝利すると信じている。それが自然なこと。
でなければ、即座に死んでしまうことだろう」
とは、アランの言葉。
ヤマツツジは、そう頌っているにちがいない、きっと。
さて、異状のあるなく、安堵。
水石で、昼餉とします。
大石にどっかと坐して、モグモグパクパク。
あぶくまに、拝辞。
それにしても、わが片曽根山。―
イノシシ用のワナにオスのツキノワグマがかかった、との報(1m60㎝/80㎏)。
ここから見える片曽根山のすその辺りが 永谷地区。嗚呼、ついに。でも、何で?
花々と、語らいながら・・・
雨雲に、つかまってしまいました。
無事の下山、
恭和の山路に
感謝、感謝。
fin