安積山。下山すると晴れるのです。(笑)
今日(2/24)は、安積山(額取山)へ。
ぽかぽかの山歩きが続き、雪の感触を忘れるところでした?
~それもあるのですが、
残雪の山用にとスパイク長靴を購入したので、
安積山で、ちょいと試すことに。
どの長靴にするか逡巡。正直、迷いにまよいました。
定評のある『岩礁』や、コスパの良い『GAILY』などが候補でしたが、
どれも試し履きが出来ず、果して足に合うのか、どうにも不安。
で、愛用の長靴『寅さん』と同じ会社の製品なら足型が合うはずと、
兄弟分の『スパイクジョイ2』を購入することに。
足にピッタリ、大正解でした。
滝登山口から。霙(ミゾレ)のなか、傘をさして。
雪世界へ。
雪はいいな、いいな。
分岐。熱海からの径を合せます。
新雪にはしゃぐ足。
ピン長は快調、確りと雪をはみます。
踏み跡をまじまじ。
樹々が小振りになると、山頂間近。
安積山(額取山)を頂きました。
招く、ケルン。
大将旗山への径は雲陰、雲裏。
すると、雲がひらけ、陽精の頌歌が。
一刻の祝福に与りました。
樹々と雪の精の交響に、うっとり。
下界では、『新型コロナウイルス』の感染拡大に怖じ怖じ。
「コロナ」とは、太陽の外層大気。―
皆既日食の際、縁から四方へと発せられるあの淡い輝きのこと。
その名をウイルスに冠するのは、ただ見た目の相似に由るのでしょうが、
陽精にしてみれば、迷惑な話に相違ありません。
「屋内での互いの距離が十分に取れずに一定時間いる」のがリスクとか。
そのような集会、催しの主催者たることを余儀なくされている者には、
悩ましいこと、この上ない・・・。
「冬の日は やわらかく 慈悲の顔のようにあかるい」(重吉)
山頂を辞し・・・
風をさけて、パン1個。
だんだんと雲が失せて来ました。
帰路へ。
後は、すたこら。
登山口駐車場に戻って・・・
無事の下山、
游逸の山路に
感謝。
『下山すると、晴れ』の実証実験でありました。
fin