あるく

~山の恵みの備忘録~

吾妻/谷地平に遊ぶ(その1) 2010年7月10日

  今日(7/10)は吾妻の懐(ふところ)に。

  体調にイマイチの感があり、厳しい登行は遠慮。
  どのピークにという意識の収斂もなく、
  先週の雄国沼湿原の余韻も手伝って、
  谷地平のワタスゲの群落にのんびりもいいなぁ、・・・
  と思いは定まりました。

  谷地平。
  この湿原は、不思議と和む、寛ぎの空間です。
  ワタスゲは此処にこそ相応しい花。
  この花穂の茫漠は吾妻の心に通じているように思います。
  すぐ手前まで木道にたむろしていたハエの仲間たちも、
  何故かこの湿原には来ません。
  こんなに自由な心持でカップラーメンを食す幸せ。
  吾妻の峰々の優しい視線を浴びながら、
  のんびり至福の時間を過ごすことが出来ました。
  感謝です。

  帰路は調子も出てきて、たちまち地金が露わ。
  一切経山に吾妻小富士周回と雨粒が混じり始めた強風の中、
  山人の意地で締めくくりと相成りました。      

      



兎平の駐車場に車を置いて、出発です。一切経山からは不気味な音と共に勢い良く火山ガスが噴出しています。いつでも噴火OK?
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東吾妻山へ向かうお二人が先行します。
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大きく口を開けた吾妻小富士。まだ眠そうです。
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コケモモでしょうか?
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鎌沼。朝の静寂。
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分岐から谷地平を目指し木道を進みます。
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樹林帯に入ります。
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倒木にも歴史が刻まれて。
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ゴゼンタチバナがそこかしこに。
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枝沢を幾つか渉って。
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谷地平避難小屋に到着です。
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モミジカラマツ。
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姥沢を渉ります。
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谷地平湿原はもうじきです。
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木道の傍らにワタスゲがちらほらし出すと・・・。
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谷地平湿原に到着です。右に烏帽子山、左に昭元山。
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なにか懐かしいような。
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一切経山を背後に、コバイケイソウ。旬はすこし過ぎて。
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ワタスゲが蛍のように。
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池塘に空が入って。
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ワタスゲは木道の周りに。
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この捉えどころの無い花穂に吾妻の心が・・・。
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和みます。
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一歩一歩あるく度に、心が寛いで。
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木道にワタスゲが勢揃いしてお出迎えです。
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時に恵まれました。
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この綿毛のような花穂の茫漠。
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でも心に溶けいる不思議。
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池塘には草の端が揺れ。
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秘密の場所に来たような。
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時を忘れます。
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ワタスゲの響(こえ)に耳を澄ませて。
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モミジカラマツの可憐。
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大倉深沢を渉ってもそっと先へ。
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マルバシモツケの艶やかさ。
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調和の世界。
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コバイケイソウも寄り添って。
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ワタスゲに呼び戻されて。
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此処でゆっくりしていきんせと、風が・・・。
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案内板を背もたれにして。
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花園に浸り・・・
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のんびりゆっくりラーメンタイム。
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東吾妻の山頂部には雲が忙しくしています。
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でもこの辺の風は淑やかです。
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いつかあの稜線、歩いてみますか。
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雲もだいぶ出張って来たようです。
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まだゆっくりしていけと、ワタスゲは人懐っこい花です。
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               その2に続く