今日は阿武隈高原中部県立自然公園・「日山」を見廻る日です。
ワカンの機能が向上すればと自ら工夫して作ってみた「Waワカン」。
その実験は磐梯山で次の週末辺りにと考えていたのですが、
何と昨日は吹雪を伴った大雪。これは天の声かな?
と日山で実験することにいたしました。
その実験は磐梯山で次の週末辺りにと考えていたのですが、
何と昨日は吹雪を伴った大雪。これは天の声かな?
と日山で実験することにいたしました。
昨日とは打って変わった清々しい青空の下、
登山口こそ積雪30cm前後と
このWaワカンでは「?」かなと危ぶみましたが、
山頂手前の吹き溜まりの辺りは70~80cmと申し分ない積雪があり、
もがきもがいて実験を果たすことができました。
使用後の感想・反省は下に記しますが、
欲張って枠を大きく取れば、足が固定されている以上、
負担は増すものです。
分かってはいたことですが、実際、じたばた動き回れば
(今回歩いた距離は7km弱ぐらいです)
お腹の空き具合と足の不機嫌でそれは歴然です。
登山口こそ積雪30cm前後と
このWaワカンでは「?」かなと危ぶみましたが、
山頂手前の吹き溜まりの辺りは70~80cmと申し分ない積雪があり、
もがきもがいて実験を果たすことができました。
使用後の感想・反省は下に記しますが、
欲張って枠を大きく取れば、足が固定されている以上、
負担は増すものです。
分かってはいたことですが、実際、じたばた動き回れば
(今回歩いた距離は7km弱ぐらいです)
お腹の空き具合と足の不機嫌でそれは歴然です。
でもこうして自分で考え工夫し、それをまた自分で製作するのは、
童心に帰ったようで楽しいものです。
何と言っても、それが山の道具なのですから、なおさらです!
童心に帰ったようで楽しいものです。
何と言っても、それが山の道具なのですから、なおさらです!
(田沢口 ~ 日山山頂 ~ 日山キャンプ場)
<『Waワカン』の実験を了えての感想と課題>
○ジョイント部分、留め具に簡便かつ理想的なものが見つかりません。 今回は布ガムテープを5重、6重巻きにして充分な強度を得ましたが、金具にするにしろ、ベルト、あるいはマジックテープにするにしろ、脱着が容易な方法を模索したいです。簡便さが第一!( ゴムのベルトも良さそうです。)
○パイプでの枠取りが大き過ぎました。欲張れば欲張るほど、足が悲鳴を上げてしまいます。スノーシューと違い、空間の部分に板や布を張らないので、結局、雪を「逃がす」ことになり、接雪面積としては有効でありません。もちろん、枠が大きいことは対「浮力」以外にも意味を有っていそうですが、ここでは問題ではありません。従って、有効なのは塩ビ管の太さの部分だけということになりますから、枠は空間を出来るだけ取り払いコンパクトにした方が、足への負担が縮小し、疲労は軽減すると思います。
○コンセプトを明確にすること。コンセプトがあやふやだと、ワカン、スノーシュー双方の短所が相乗してしまいます。ここでは、あくまでワカンの機能アップのための補助パーツという1点に絞りたいと思います。ワカンのスノーシュー化を目指すものではありません。踵でのキックが出来ること、それを大事とします。劇的な浮力のアップは望めなくとも、5cmでも10cmでもアップすれば本望です。
○加工の容易さに頓着し、末端を繫ぎ固定しなかったのは大きな間違いでした。片方の枠の前端が「食」ってしまい、転倒の原因となってしまいました。必ず繫ぎ・固定すること。
○ジョイント部分、留め具に簡便かつ理想的なものが見つかりません。 今回は布ガムテープを5重、6重巻きにして充分な強度を得ましたが、金具にするにしろ、ベルト、あるいはマジックテープにするにしろ、脱着が容易な方法を模索したいです。簡便さが第一!( ゴムのベルトも良さそうです。)
○パイプでの枠取りが大き過ぎました。欲張れば欲張るほど、足が悲鳴を上げてしまいます。スノーシューと違い、空間の部分に板や布を張らないので、結局、雪を「逃がす」ことになり、接雪面積としては有効でありません。もちろん、枠が大きいことは対「浮力」以外にも意味を有っていそうですが、ここでは問題ではありません。従って、有効なのは塩ビ管の太さの部分だけということになりますから、枠は空間を出来るだけ取り払いコンパクトにした方が、足への負担が縮小し、疲労は軽減すると思います。
○コンセプトを明確にすること。コンセプトがあやふやだと、ワカン、スノーシュー双方の短所が相乗してしまいます。ここでは、あくまでワカンの機能アップのための補助パーツという1点に絞りたいと思います。ワカンのスノーシュー化を目指すものではありません。踵でのキックが出来ること、それを大事とします。劇的な浮力のアップは望めなくとも、5cmでも10cmでもアップすれば本望です。
○加工の容易さに頓着し、末端を繫ぎ固定しなかったのは大きな間違いでした。片方の枠の前端が「食」ってしまい、転倒の原因となってしまいました。必ず繫ぎ・固定すること。
一般的なアルミワカン。
それに塩ビ管を熱して曲げて製作した「Wa」をジョイントすると「Waワカン」になります。今回は留め具に決定打がなく、布ガムテープのグルグル巻きとしました。5重、6重で強度は充分!
雪面に載せて見ました。それほど重くは感じません。
「Waワカン」のトレース。
こんな良い天気なのに登山者は誰もいません。
昨日の吹雪の名残でしょうか。
雪世界へ入って行きます。
はぁはぁ、山頂まであと少し。
青空はやっぱり good !
段々積雪も本格的に。
ここは60cmを超えてます。
この辺りは吹き溜まって80cm超かな?
足の負荷が大きくなった分、お腹の空くのが早い~。
水平線が見えます。(もちろん太平洋)
郡山方面。天気良くなさそうです。
展望台です。
テーブルと椅子。此処で休むつもりでしたが、あんまり可愛いので雪を払うのを止めました。
山頂展望台。
べたべたとトレースが。
自分の影をパチリ。
他人のトレースを辿るのはイマイチ興がのりません。
樹々は光りを浴びて。
この辺りにべたべたトレースをつけたい所ですが(笑)、止めておきます。
こちらは南面になるので、積雪も少なげです。
かなり足にきてますよ~。
山頂を振り返ります。
雪はにくい演出家です。
麓山。そして吾妻・安達太良の連嶺。
もう少しで山路も終り、山頂を振り返ります。
おわり