あるく

~山の恵みの備忘録~

▲日山・定期行 2010年1月3日

新春を言祝ぎ申し上げます。

元日の山行は天候に鑑み見送る事といたしました。そのお陰で?大晦日は緊張感から解かれ、十何年振りかで、かの『紅白歌合戦』を最初から最後まで楽しませて戴くことに。

『歌の力』、確かにそれを感じさせるユニットがおられました。詩(詞)が放つmessage、この言葉にはこれしかないとすら思える旋律、歌唱を一身で表現している。
私にはどうでもよいと思われるような楽曲も結構ありましたが、
それぞれの感性にとってはこれしかないありうべき表現の“一生懸命”なのでしょう。どうでもよいのは私の方(笑)でもあるわけですから…。

確かに一つの「力」ですね。でも下手をすると喧騒になりかねない…。
歌詞として析出されているいないを超えた『言葉』=message 、純粋な経験、それが観る者・聴く者に伝わり、届けられたとき、はじめて"art"になるのでしょう。

そんなこんなで、初登りは、1月3日定期見廻りの「日山」とあいなりました。
さすが山頂に社が三つも有る山です。元日からのと思われる踏み跡がベタベタ。でも本日は真新しい踏み跡はひとつだけで、誰にも会わずじまいでした。なかなか動こうとしない雲のため、安達太良を始め奥羽の山並みは眺望を得られませんでしたが、阿武隈の仲間の暢やかな山際に眼を安め、洋の青さにうっとりと、のたりのたりの初登りを了えることが出来ました。感謝。


(新年早々の大チョンボ。いつも第一日曜日を定期の見廻りに当てていたため、1/3を何の疑いも無く「活動日」と思い込んでしまいました。正しくは1/10でありました。前倒しの実施とさせていただきます。乞御容赦)

    

日山の山頂部。標高900M辺りから上は雪の華が賑やかそうです。    
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登山口からもあまり雪はありませんでしたが、いよいよちゃんとちゃんとの積雪です。
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いつもよりお澄まししてのお出迎えです。
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もうちょっと雪が欲しいところです。
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踏み跡がベタベタ。
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笹の上には雪の結晶。
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山頂です。この山の周辺だけ上に雲が居座っているようです。
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強風(暴風?)で押されたのでしょう。私の力では戻りません、ハァハァ。
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鎌倉岳、大滝根山方面は明るそう。
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風が無い=雲が動かない。
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海が見えます。
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手前から龍子山、鎌倉岳(東北百名山)、大滝根山
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中段に五十人山。
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太陽も出たがってはいるのですが。
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高柴山~黒石山~鞍掛山、奥に三角は蓬田岳、
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静かに歩きます。
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樹間に鎌倉岳(東北百名山)、奥に薄く大滝根山
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のたりのたりと。
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山頂を振り返って。
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安達太良山方面。雲はまだ宴会中です。
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