年があらたまっての佳き日、穏やかな日和の下、
磐梯山の清々しい山頂を足下にすることが出来ました。
Xmasのときより30~50CMほど?積雪が増したでしょうか、
Xmasのときより30~50CMほど?積雪が増したでしょうか、
柔らかめの箇所も多く、予定を少しオーバーしたものの、
陽の光りを燦々と浴びながら軽快に登行することが出来ました。感謝です。
出発時、山スキーの二人組が後発でしたが、東尾根経由の南面滑降とのこと。
この時期の東尾根はまだ雪付きも充分ではなく肩から上の辺りはヤブも露出し、
はまりにハマって地獄の責め苦?だろうなぁ。
彼らの計画を知らず、適切な助言も出来ませんでしたが。…
そんなこんなで沼の平/弘法清水経由の夏径トレースは筆者のみ。
そんなこんなで沼の平/弘法清水経由の夏径トレースは筆者のみ。
まっさらな斜面、雪原にザッ、ザッ、ザッとワカンの踏み跡を残して
存分に愉しむことが出来ました。
やはり、この山にトレースを刻まなければ一年は始まりません。
今年の年始めは遭難が相次ぎました。私は山行を見合わせました。
予報が悪かった事にも因りますが、登る登らないの分け目は直感です。
今回は、山が「来ね方がいいぞぉ」と言っていました。
笑われそうですが、実際、そうなのです。
冬のこの時期は山に「厳(きびしさ)」が降りています。
冬のこの時期は山に「厳(きびしさ)」が降りています。
ちょっとした判断の甘さを山は許さず、命を吸い取ってしまうことでしょう。
「厳」が降りているこの時期、
気心の知れた山以外には入るべきではないと、そう思っています。
気心の知れた山というものは
気心の知れた山というものは
登れるときに「来ていいぞ」と語りかけてくれるものです。
臆病なだけかもしれませんが。
(性懲りも無く写真を撮り過ぎてしまいましたので、
「その1」、「その2」、「その3」の3部作でアップいたします。
猪苗代ミネロスキー場~赤埴山~沼の平~弘法清水~磐梯山頂~往路を戻る )
猪苗代に到着。予報は「くもり」でしたが、期待できそうです。
ミネロスキー場。リフトの運行開始は08:30と思っていたら、休日は08:00~とのこと。あわてて身支度を整え、リフトに乗っかり客人に。
ところが、中間部から上ゲレンデトップまでの第4リフトは08:45からの運行開始とのこと。これだけの距離なのですが、34度超の急斜面でしかもコブだらけ!、汗を嫌った?情けない私はパトロール詰め所で登山届とダベリングで45分待つ事に。
(ちなみにミネロスキー場の場合、リフト2本=¥400×2でゲレンデトップに立てます。)
(ちなみにミネロスキー場の場合、リフト2本=¥400×2でゲレンデトップに立てます。)
ゲレンデトップに到着です。
コブだらけのコース設計。ここから滑る方は、みなさんそれなりの、上級者です。
ワカン装着しても膝までもぐります。
飛行機雲に向かって!
磐梯山の山頂が顔を出しました。
雲ひとつない青空。磐梯山が凛々しい。
赤埴山の山頂に到着。
清々しい。
沼の平に向けて下ります。
Xmasにお邪魔した櫛が峰。
東壁をアップ。今日は気取ってます。(笑)
巻き路の合流地点まで下りて来ました。
林道分岐。
磐梯山/東壁。
磐梯山/東壁。
磐梯山/東壁。沼の平に入ります。
磐梯山/東壁。
磐梯山/東壁。トレースはありません。
磐梯山/東壁。沼の平を只管ワカンに頼って歩きます。
足の潜り具合は20CM前後かな?ちょっと柔らかい所で30CMでしょうか。
東壁をどアップで。雪を纏うとnoble。
櫛が峰。今日はそちらへは寄りません、悪しからず。
渋谷分岐。Xmasのときかろうじて見えていた標識も、今日は完全に雪の下です。
あまりの陽気に東壁からは「湯気」が。
お山も「暑そう」?です。
ほんとにいい陽気です。
平の歩行も了わり。火口淵へと標高を上げます。
磐梯山「離れ」?した光景です。
青!そして白!みごとな two-tone !
火口淵へと上がって。西吾妻とご対面。
天狗岩。
シュカブラ、風と雪の交響詩。それを見つめる天狗岩。
山頂、そしてポツリと弘法清水小屋。
櫛が峰。
天狗岩、奥に吾妻の連嶺。
エビのシッポで礼装した標柱。
もうすぐ弘法清水。
東壁からはまだ「湯気」が。
弘法清水小屋。
冬の厳にじっと耐えて。
飯豊連峰。今日のような日に縦走のハイライトに浴するパーティもいるんだろうなぁ。いないかな?