あるく

~山の恵みの備忘録~

日山/練精 2024年8月4日

今日(8/4)は、

阿武隈高原中部県立自然公園『日山』(1,057m)を見回ります。

 

毎日、うだるような暑さ。

「危険な暑さ」と、報道ではさかんに喚起されています。

昨年、国連のグテーレス事務総長が、

地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」

(The era of global warming has ended; the era of boiling has arrived.)

と、警告しましたが、哀哉、事態は着々と進行している様です。

混迷の時代を超えて・・・。

 

 

早く立つつもりが、逆に遅くなってしまい・・・ハァ、ア、ヅ、イ~!

平地区公民館前は既に熱気ムンムン。~車を置かせて頂き、いざ。

 

タバコ畑は夏の風物詩。このむっと、むされるような・・・夏だなぁ。

 

使われてる農道は草刈りが行き届いてますが、登山口への道は・・・

まぁ、ちょっと見ぬ間にこんなに大きくなって?(笑)

 

登山口着。いよいよ、蒸し蒸しの上り。

 

風なし、滝汗、トボトボ歩き。

 

ハァハァゼェゼェ?伐採地。熱気に奥羽が消されています。

 

バテバテで、移分岐。ちょっと、ひと息。

 

稜線でも、風がない。

 

風が、風がと、ぼやいていると、ひらりひらりとアサギマダラ。

そのしぐさが、やさしく私を慰撫します・・・。

 

なだらかな運歩となり、汗もちょっとおとなしく。

 

ギボウシや・・・

 

ホトトギスに鼓舞されて。

 

山頂まで、もうちょい。~ダラダラと。

 

ふ~、やっと、山頂広場。

 

ナデシコや・・・

 

ギボウシの、鄭重なる迎候に与りました。

 

展望台へ上れば、あぶくまの暢然が沁みてきます。

 

 

 

手摺りには、トンボ君の憩い?

最初に空を飛んだ生物だという誉が、貴君にはある。

 

その体には、億年の飛翔が秘められてるんだなぁ・・・

 

ゆっくり、骨休めしてください。

 

さて、一帯を見回りましょう。

 

原発事故の記憶を新たに・・・

 

展望岩へ。

 

あぶくまの衆も、暑い、アヅイとこぼします?

 

威勢がいいのは、雲さんだけ?

 

盛夏、移ヶ岳。

 

そして、高柴の衆。

 

山頂広場へ戻ると・・・

 

キアゲハの三君が暴れてるんだか?じゃれてるんだか?

それとも前衛ダンス?・・・

 

「ケンカハツマラナイカラヤメロ」?でも「タノシイカイ」

こんなに夢中、しつこいのは、よほどのこと。

 

きっと、仲が良すぎるんだ。

 

すると、登山者がお一人。何と同じく巡回中のsaitouさんでした。

 

ついでに私もパチリ。出過ぎかな?(笑)

 

社でおにぎりを頬張り、氏と歓談、四方山話。

愉しいひと時をありがとうございました。

 

了えて、それぞれの下りへ。

 

一帯に異状のあるなく、安堵。~帰ります。

 

 

樹々の精と語らいながら・・・

 

後は、すたこら。

 

移ヶ岳のねぎらいエ~ルに与って・・・

 

無事の下山、

練精の山路に、

感謝、感謝。

(~帰宅すると、本日の最高気温は34.5度でした。)

 

fin