あるく

~山の恵みの備忘録~

磐梯山/雲の上 2010年5月29日

     
 調子を戻したい、そんなときは、やはり磐梯山
 快晴は望めそうもありませんが、心の目には映ります。
 一歩、一歩ゆっくり、
 何となく残っている飯豊の疲れを解きほぐすように。
 陽光は霧に隠れて出しゃばりません。
 汗をかかぬようにとの心遣いでしょうか。
 こんな時は、小鳥の囀りや野辺の芽吹きに身を委ね、
 気分は「湯治」です。
 山頂では雲海に浮かぶ飯豊にのたりのたり、
 小屋での語らいに肩もほぐれ、
 徒然なるまま、櫛が峰にも遊ぶことが出来ました。
 感謝です。




霧が立ち込めて。(猪苗代スキー場から出発です)
 



ふ~ふ~言いながら、「天の庭」に到着。
 



霧の中、赤埴の巻き道を進みます。
 



ツツジも滴をつけて。
 



沼の平にはミズバショウ
 



八方台からの径を合せます。山頂部がかすかに見え始めました。
 



弘法清水小屋。吉田さんはまだの様子。先に山頂を往復しましょう。
 



雲海の上に厳かに飯豊の峰々。
 



櫛が峰が溺れそうです。
 



吾妻の連嶺も雲にあっぷあっぷです。
 



山頂にて筆者。
 



賑わう山頂。前方猪苗代湖は雲の下。
 



こどもたちもたくさん登って来ます。
 



雲海に浮かぶ飯豊。心が鎮まります。
 



山頂には賑やかな声が絶えません。
 



大日岳~西大日岳。
 



飯豊本山~駒形山。
 



西吾妻一帯。
 



中吾妻一帯。
 



東吾妻。
 



櫛が峰、何とか泳いでます?
 



そろそろ山頂においとましましょう。
 



ショウジョウバカマもそっと。
 



弘法清水に戻ると、小屋には常連中の常連、Fさんのお姿が(左のご婦人)。ご子息のエスコートが心強いですね。
 



賑わう弘法清水小屋。
 



手ぬぐいに「衣替え」して筆者。
 



ミヤマキンバイ。この一帯のものは極めて小振りです。
 



ちょっと期待して、櫛が峰に寄ることに。
 



櫛が峰の上もガスがいっぱいです。
 



山頂部もガス、ガス、ガス。
 



日に日に緑が育ちます。
 



春が進軍中。
 



精一杯咲いて。
 



不気味な噴火のつめ跡。
 



この山の襞に沿って。
 



「開店」間近。
 



鏡沼。
 



出番ですよ。
 



綺麗だよ、と声かけながら。
 



猪苗代湖田圃に水が張られ、湖が決壊して溢れたような・・・。
 



新緑の裾野の向うに会津盆地。
 



緑の「攻め」にお山も降参?
 



大地の心が・・・。
 



川桁山。
 



ゲレンデも緑が主役に。
 



「下山すると~」、やはり山頂からガスが取れそうな気配です。