調子を戻したい、そんなときは、やはり磐梯山。
快晴は望めそうもありませんが、心の目には映ります。
一歩、一歩ゆっくり、
何となく残っている飯豊の疲れを解きほぐすように。
陽光は霧に隠れて出しゃばりません。
汗をかかぬようにとの心遣いでしょうか。
こんな時は、小鳥の囀りや野辺の芽吹きに身を委ね、
気分は「湯治」です。
山頂では雲海に浮かぶ飯豊にのたりのたり、
小屋での語らいに肩もほぐれ、
徒然なるまま、櫛が峰にも遊ぶことが出来ました。
感謝です。
霧が立ち込めて。(猪苗代スキー場から出発です)
ふ~ふ~言いながら、「天の庭」に到着。
霧の中、赤埴の巻き道を進みます。
八方台からの径を合せます。山頂部がかすかに見え始めました。
弘法清水小屋。吉田さんはまだの様子。先に山頂を往復しましょう。
雲海の上に厳かに飯豊の峰々。
櫛が峰が溺れそうです。
吾妻の連嶺も雲にあっぷあっぷです。
山頂にて筆者。
こどもたちもたくさん登って来ます。
雲海に浮かぶ飯豊。心が鎮まります。
山頂には賑やかな声が絶えません。
大日岳~西大日岳。
飯豊本山~駒形山。
西吾妻一帯。
中吾妻一帯。
東吾妻。
櫛が峰、何とか泳いでます?
そろそろ山頂においとましましょう。
賑わう弘法清水小屋。
手ぬぐいに「衣替え」して筆者。
ちょっと期待して、櫛が峰に寄ることに。
櫛が峰の上もガスがいっぱいです。
山頂部もガス、ガス、ガス。
日に日に緑が育ちます。
春が進軍中。
精一杯咲いて。
不気味な噴火のつめ跡。
この山の襞に沿って。
「開店」間近。
鏡沼。
出番ですよ。
綺麗だよ、と声かけながら。
緑の「攻め」にお山も降参?
大地の心が・・・。
ゲレンデも緑が主役に。
「下山すると~」、やはり山頂からガスが取れそうな気配です。