あるく

~山の恵みの備忘録~

高柴山/朗俊 2018年6月2日

 「取り」をとる、その意気が天を衝きます。
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 今日(6/2)は、阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』、
 及び、堂山王子緑地環境保全地域を見回ります。

 ヤマツツジは終幕。ほとんどの株は、
 思いを、力を尽くしきって、枯萎、枯落でしたが、
 朗天に祝され、その姿は、
 なんのいやみもなく、それはそれは、すがすがしいものでした。
 


 いつもの門沢登山口から。
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 長靴が、いちばん。
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 水の精に、ご挨拶。
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 上善如水。…
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 新緑のシャワーを浴びながら。
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 力を尽くして、切々。
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 素懐を果たし終えました。
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 紅から黄へと、衣更え?
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 水石に着けば、あぶくまの頌歌。

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 盛装を脱ぎさった、山頂部。
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 でも、青空が、気持ちいい。
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 楚々とした、アヤメの迎候。
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 力を尽くし切った、枯萎のたたずまい。形相には、矜持。
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 しんがりにも、ひとすじの気持ち。
 空へと讃い上げます。
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 展望台へ。
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 上がって、眺覧、周覧のひと時。
 
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 あぶくまの暢然が、心に沁みてきます。
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 ぽつりぽつりと、ハイカーの姿。
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 挨拶を交わし、一帯を見回ります。

 
 青空に沐浴する、展望台。
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 終えて、展望台に戻ると、ツアーのみなさんが来頂。
 今年は花のリレーがかけ足。
 でも、なかなか、臨機応変にとはゆかないものです。
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 みなさんと、しばし、歓談、四方山話。
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 陽精の祝福にあずかりました。
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 異状のあるなく、安堵。
 帰りましょう。



 ヤマツツジの、後衛としてのプライドが耀ります。
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 尊いもの、
 それは真直ぐにみつめた姿だ」
 (重吉)

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 水石にもどり、眺覧。
 あぶくまへと、こころがひらけます。


 「・・・・・・・
 そして野と山を荒らしてはいけない
 野と山がこれ以上せばまってゆくなら
 日本はいきがいのない国になってしまう
 みんないちばんいいものをさがそう
 そしてねうちのないものにあくせくしない工夫をしよう
 人間一人の生命のためにも
 人間すべての生きがいのためにも
 なくてもよいものをあえぎもとめるのは
 なんというおろかしいことであろうか」
 (重吉)


 あぶくまが、しずかに、うなずいています。
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 さて、山法師のねぎらいにあずかって・・・

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 あとは、すたこら。


 木漏れ日・・・
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 葉漏れ日を浴びながら。
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 森の精たちが唱を合せます。
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 立ち戻って、お山に、一礼。
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 無事の下山
 朗俊の山路に
 感謝

 Fin