あるく

~山の恵みの備忘録~

高柴山/静泰 2020年5月24日

 アーチをくぐれば、そこは山躑躅の共和国。

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 今日(5/24)は、阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』(884M)

 及び、堂山王子緑地環境保全地域を見回ります。

 予定では、本日は『山開き』の日でしたが、如何せん、

 よって件のごとし?で「中止」と相成りました。 

 山に静寂、静閑を、との天の響かも知れません。

 

 さて、『緊急事態宣言』が明日全面解除の運びとか。まずは目出度し。

 登山の今後の在り様、様態は、またその向き合い方は、不可逆的に、

 行動のガイドラインに即したものに変容を余儀なくされるでしょう。

 有名山岳で言えば、山小屋などの基盤がそうだし、

 それに繋がることで支えられて来た様々なネットワークも。

 所与の現実に即して、みんながそれぞれ精一杯、もがき、あがく、

 山への生き方、山からの生かされ方、山のような生き方について。

 そこからきっと、何かが造られるはず。崩れた以上の何かが。

 

 

 

 堂山王子神社の枝垂桜にいとまを告げ・・・

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 いつもの門沢登山口へ。 

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 身繕いを了え、いざ。

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 予報は「曇り」?でもいい方向に外れそうです。

 もう下山して来る人が。でも、「下山すると晴れる」と歎きの声? 

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  新緑に祝されて歩を運ぶ、仕合わせ。

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 山頂部が近づくと、ヤマツツジの衛兵。

 礼敬して、通行の許しを請います。 

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  だんだんと・・・

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  辺りが明らみ・・・

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  色めくと・・・

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 境界が。このアーチを潜ると、新天の共和国。 

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 その共和国の憲章は、

 ただ「咲く」という、ひとすじの気持ち。 

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 その純心に合わせられます。

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  「水石」、間近。

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  あぶくまが展けると、「水石」。暢然が沁みて来ます。

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 温暖な日が続いた年は、一気に咲き溢れますが、この頃は冷ややか。

 どうしても個体毎に適応がわかれます。 

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  山頂部を見回りながら、展望台へ。

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 展望台着。人出は先の週の倍以上の様子。 

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 上がって、眺覧、周覧。 

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  浮金側も見回りましょう。

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 やはり、山は静かな方がいいかな?(笑) 

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 思い思いの・・・

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 憩いと団欒がありました。 

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 もう一度、展望台へ。

 みなさんと山座同定を愉しみます。

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  一帯に異状のあるなく、安堵。

 

 

  「きれいだよ~」、花々に声かけながら「水石」へ。

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 「水石」で昼餉。

 そろそろ、帰るとしましょう。いい時間に感謝して。

 

 

 天に向かって、思い邪しま無し。

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  後は、すたこら。

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  登山者のみなさんに、

 「ゴミの持ち帰りにご協力くださ~い」。

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 充満する精気は、"Grace be with you". 

 ありがとう。

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 あぶくまのエ~ルを総身に享けて凱旋?です。 

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 無事の下山、

 花々の純心、静泰の山路に、

 感謝。

 

 fin