「秋」の「心」と書いて「愁」…
今日(10/20)は磐梯山へ。
櫛ガ峰~磐梯山本峰~赤埴山と、それぞれの頂で、
穏やかな日差しの下、季色に沐浴ゆあみし、
秋思のお山に浸ることが許されました。
感謝です。
(猪苗代スキー場発06:17~07:05一合目「天の庭」~08:30櫛ガ峰~09:54磐梯山頂~12:00赤埴山~13:18猪苗代スキー場着)
川桁山の頂からお日様のエ~ルをうけ、
猪苗代スキー場のゲレンデに足を踏み入れます。
足長おじさん?
目が覚めるような秋色。
秋衣、秋光を装うお山。
彩艶のプロムナ~ド
樺かんばも精一杯秋を演じます。
櫛ガ峰から廻りましょう。
峨峨たる火の山の自負。
櫛ガ峰へと息を荒げれば・・・
大地の衷情が展がります。
不撓にして不動。お山に向かいて言葉あるなし。
ただじっと見つめるだけで、
お山の目が注がるるだけで心が斉います・・・。
委ねる、ということ。
お山の精誠。
大地を貫く意志。
ゆっくりと時間が流れます。
陰影、叙情。
とっぷりと語り合えました。
下りて本峰へ。
天狗岩が招きます。
堅忍不抜の天狗岩。火口壁を統べります。
弘法清水を越えて”ノゾキ”。
沼の平は秋の宴。
残念ながら磐梯山頂はガスの中。
でも、ラ~メンをすすっている内に、いくらか眺望が。
直ぐ下に赤埴山が妖しく輝ります。
帰りに寄って行きましょう。
天だ!天を仰げ!と呼ばわる天狗岩。"Yes, sir ".
火口の襞。
秋の陽射しが優しく。
お山よ、 いろづいてときめいているのかい?
此処は憩いの場処。
秋の宴に欣躍の鏡沼。
赤埴山から磐梯山本峰。
秋光彩艶なれど、私のカメラのオ~トでは、
捉えきれません。
沼の平・・・
・・・そして櫛ガ峰。
赤ばむ赤埴山の斜面、そして猪苗代の湖うみ。
私の顔をくすぐります。
お山を蔽う秋光。
鏡沼の欣悦。
お山は欣暢。
エ~ルの合唱、爽朗のコンチェルト。
湖うみもエ~ルの和に加わります。
ススキのゲレンデを軽やかに。
お山は泰然として自若。矜持というものが、確かに、ある。
無事の下山、
いろづいた心、感謝、感謝、感謝。
Fin