あるく

~山の恵みの備忘録~

安達太良/湯川渓谷/澄秋(前編) 2012年10月29日

 
   相恋ノ滝、秋容。
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   今日(10/29)は安達太良へ。
   秋宴に遅れてしまったかな?
   と案じましたが、それも杞憂。
   お山の上部こそ秋晩を迎えたものの、
   往復に踏んだ湯川渓谷はまだまだ秋の盛り。
   秋雨の後の清んだ空気を胸いっぱいに吸い、
   総身秋光に容れられ、渓たにに遊び、
   静謐なひと時が与えられました。
   感謝です。
          
 
 
 
                        
   「 すこしの力ものこしてもっていない
    すこしの厭味もない 」八木重吉
    ・・・・・・・・落ち葉の不思議。
   歩みに、サクッ、サクッと応えます。
 
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   なんとほがらかな。 
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   水が落ちる・・・水の音に浸されてうっとり。 
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   あかるんでうつくしい世界。 
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   あたりがなまめくと、流れもりりしく。 
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   低きへと、
   低きを求めてほとばしる水の流れ。
   万有引力に額づいて
   いるのではない。 
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   或るときは滝。
   どのような容へも、自由自在。 
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   艶っぽいなぁ、ちょっとこびてる?(笑)
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   紅葉とは、
   それ細胞の液胞中のアントシアンが増し、
   葉緑素が分解して起こる
   葉の秋変化へんげのことであると・・・。 
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   ・・・ でも、 
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   それを、 
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   木々の天使たちのお祭りとうやまうことを 
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   だれかわらうだろうか。 
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   水が滴りとなって落ちる。 
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   水の音が、響こえがきこえてきます・・・ 
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   心を斉える旋律。 
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   天狗岩。 
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   いったいには天使たちの・・・ 
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    ほがらかな笑い声が、 
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   響きます。
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   宴は佳境。
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   そろそろ、渓を離れます。水の精霊に暫しの暇いとまを。
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   心拍を早めて上へと辿れば、鉄山の勇姿。
   山肌には既に秋晩の色。
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   厚い 山雲あり。
   くろがね小屋でちょっと息んで行きましょう。
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   『後編』に続く。