シャクナゲに祝われ、ニンマリの甲子旭岳。

今日(5/17)は、大白森山へ。(1,642m)
大白森山からの眺めが大好きなのに、昨年は、何故か行かず仕舞い。
熊を心配しちゃったのかな?よく覚えていません。(笑)
熊は怖い、でも山には登りたい。~会う会わないは、運命みたいなもの?
熊鈴×2、気になる処でホイッスル、山の熊には良識があると思っています。
(でも護身用に、カーボン製のストックは忘れません!)
予報は良さそう、甲子温泉から。
早起きして、西郷村なる甲子温泉へ。(やはり、ちと遠い;84km/2時間)
大黒屋さん隣の駐車スペースに車を置かせて頂き、身繕い。
阿武隈川の濫觴、そのほとばしりに激を頂戴し、いざ。(05:30)

九十九折の道をえっちらおっちら。森の古老に通行の許しを請います。

小一時間で、『猿ケ鼻』。~辺りは、ムラサキヤシオや・・・

シロヤシオが満開、寛ぎます。

樹間に大白森山が見え隠れ。エ~ルがうれしい。

30分程で、『甲子峠分岐』に。
左、甲子山頂へは標高差100m程ですが、寄る気なし。
右へ折れ、甲子峠、大白森山への道を。

ん~、上天気!

大白森山が、気持ち良さそう。

森はキビキビ。

この道は、2008年まで国道指定、「289号線」でした。

ハァハァゼェゼェ?1445m峰を越せば、大白森山が近しく。

さらに一汗、勾配をこなして、甲子旭のエ~ルに浴します。

招く、大白森山。

急坂を降ると、甲子峠。ひと息入れ、ちょいと飲み食い。

さぁ、山頂へ。

登山道は涸沢へと導かれます。

前に下りで、このポイントを逸し、ずんずん降ってしまった事があります。
登山道側の標識は、足下に神経を集中していると目に入りにくいのです。
いろんなレポを拝見すると、おバカは私一人じゃない様です。(笑)
注意喚起に赤布を、と思いましたが、適当なものがなく、
赤い太紐を、小枝に括り付けてみました。気付いてくれるかな?

さて、ここからが核心部?慎重に。

ふ~、大白森山を頂きました。

何て、いい天気だろう!~おかげさま。

眺覧、周覧、無我夢中。

山名など、どうでも良い・・・

ただ、天があり・・・

大地がある。

その生々とした営みがある、精爽がある。

「例えば、諸君が野原を歩いていて
一輪の美しい花の咲いているのを見たとする。
見ると、それは菫(すみれ)の花だと解る。なんだ、菫の花か・・・
と思った瞬間に、諸君はもう花の形も色も見るのをやめるでしょう。
諸君は心の中でおしゃべりをしたのです。
菫の花という言葉が、諸君の心のうちにはいってくれば、
諸君は、もう目を閉じるのです。それほど、
だまって物を見るということは難かしい事です。
菫の花だと解るということは、
花の姿や色の美しい感じを言葉で置き換えてしまうことです。
言葉の邪魔のはいらぬ花の美しい感じを、
そのまま、持ち続け、花を黙って見続けていれば、
花は諸君に、嘗て見たこともなかった様な美しさを、
それこそ限りなく明かすでしょう。」
とは、小林秀雄の言葉。(『美を求める心』)
つくられたものを愛する者は、つくった方を愛する・・・。

天と地とに充ち満ちた「妙なもの」を、山々は頌い、あらわしている。
黙して、耳を澄まそう。

天上には、まなざし。~"Grace be with you".

さて、おにぎりをほおばり・・・

峰々と語らえば・・・

その衷誠に・・・

合せられます。


遥か、飯豊には・・・

慈愛と峻厳。

難儀があった。

歓喜があった。

いい時間を過ごせました。感謝、感謝。
名残惜しいですが・・・拝辞。

往路を復します。
ガレガレの涸沢、足許にばかり気を使って降りてくると・・・
ついつい、真っ直ぐ行っちゃうのです。(笑)
頼りない赤紐よ、精一杯、目立て!

途中でカモシカ君とバッタリ、至近、2メートル!
あっちもビックリ!こっちもビックリ!~ 一目散に繫みの中へ。
クマさんもこうであって欲しい・・・。
暑くなったので、甲子峠でシャツを脱ぎます。

越さねばならぬ二つのコブに、ゲンナリ。(笑)

三本槍、甲子旭の慰撫、慰待に与って、元気回復!

後は、すたこら。

ムラサキヤシオや・・・

シロヤシオ・・・

そして、みんなの・・・

ねぎらいエ~ルに与って・・・

(行程/10.5km;1,053m↑1,053m↓|参考タイム/大黒屋発05:30~08:43大白森山頂着ー発09:23~11:38大黒屋着)
無事の下山、
慈仁の山路に
感謝、感謝、感謝。
fin