あるく

~山の恵みの備忘録~

大白森山/慈仁 2026年5月17日

シャクナゲに祝われ、ニンマリの甲子旭岳。

 

今日(5/17)は、大白森山へ。(1,642m)

大白森山からの眺めが大好きなのに、昨年は、何故か行かず仕舞い。

熊を心配しちゃったのかな?よく覚えていません。(笑)

熊は怖い、でも山には登りたい。~会う会わないは、運命みたいなもの?

熊鈴×2、気になる処でホイッスル、山の熊には良識があると思っています。

(でも護身用に、カーボン製のストックは忘れません!)

予報は良さそう、甲子温泉から。

 

 

早起きして、西郷村なる甲子温泉へ。(やはり、ちと遠い;84km/2時間)

大黒屋さん隣の駐車スペースに車を置かせて頂き、身繕い。

阿武隈川の濫觴、そのほとばしりに激を頂戴し、いざ。(05:30)

 

 

九十九折の道をえっちらおっちら。森の古老に通行の許しを請います。

 

 

小一時間で、『猿ケ鼻』。~辺りは、ムラサキヤシオや・・・

 

 

シロヤシオが満開、寛ぎます。

 

 

樹間に大白森山が見え隠れ。エ~ルがうれしい。

 

 

30分程で、『甲子峠分岐』に。

左、甲子山頂へは標高差100m程ですが、寄る気なし。

右へ折れ、甲子峠、大白森山への道を。

 

 

ん~、上天気!

 

 

大白森山が、気持ち良さそう。

 

 

森はキビキビ。

 

 

この道は、2008年まで国道指定、「289号線」でした。

 

 

ハァハァゼェゼェ?1445m峰を越せば、大白森山が近しく。

 

 

さらに一汗、勾配をこなして、甲子旭のエ~ルに浴します。

 

 

招く、大白森山。

 

 

急坂を降ると、甲子峠。ひと息入れ、ちょいと飲み食い。

 

 

さぁ、山頂へ。

 

 

登山道は涸沢へと導かれます。

 

 

前に下りで、このポイントを逸し、ずんずん降ってしまった事があります。

登山道側の標識は、足下に神経を集中していると目に入りにくいのです。

いろんなレポを拝見すると、おバカは私一人じゃない様です。(笑)

注意喚起に赤布を、と思いましたが、適当なものがなく、

赤い太紐を、小枝に括り付けてみました。気付いてくれるかな?

 

 

さて、ここからが核心部?慎重に。



ふ~、大白森山を頂きました。

 

 

何て、いい天気だろう!~おかげさま。

 

 

眺覧、周覧、無我夢中。

 

 

山名など、どうでも良い・・・

 

 

ただ、天があり・・・

 

 

大地がある。

 

 

その生々とした営みがある、精爽がある。

 

「例えば、諸君が野原を歩いていて

一輪の美しい花の咲いているのを見たとする。

見ると、それは菫(すみれ)の花だと解る。なんだ、菫の花か・・・

と思った瞬間に、諸君はもう花の形も色も見るのをやめるでしょう。

諸君は心の中でおしゃべりをしたのです。

菫の花という言葉が、諸君の心のうちにはいってくれば、

諸君は、もう目を閉じるのです。それほど、

だまって物を見るということは難かしい事です。

菫の花だと解るということは、

花の姿や色の美しい感じを言葉で置き換えてしまうことです。

言葉の邪魔のはいらぬ花の美しい感じを、

そのまま、持ち続け、花を黙って見続けていれば、

花は諸君に、嘗て見たこともなかった様な美しさを、

それこそ限りなく明かすでしょう。」

とは、小林秀雄の言葉。(『美を求める心』)

 

つくられたものを愛する者は、つくった方を愛する・・・。

 

 

天と地とに充ち満ちた「妙なもの」を、山々は頌い、あらわしている。

黙して、耳を澄まそう。

 

 

天上には、まなざし。~"Grace be with you".

 

 

さて、おにぎりをほおばり・・・

 

 

峰々と語らえば・・・

 

 

その衷誠に・・・

 

 

合せられます。

 

 

 

 

遥か、飯豊には・・・

 

 

慈愛と峻厳。

 

 

難儀があった。

 

 

歓喜があった。

 

 

いい時間を過ごせました。感謝、感謝。

名残惜しいですが・・・拝辞。

 

往路を復します。

 

ガレガレの涸沢、足許にばかり気を使って降りてくると・・・

ついつい、真っ直ぐ行っちゃうのです。(笑)

頼りない赤紐よ、精一杯、目立て!

 

途中でカモシカ君とバッタリ、至近、2メートル!

あっちもビックリ!こっちもビックリ!~ 一目散に繫みの中へ。

クマさんもこうであって欲しい・・・。

 

暑くなったので、甲子峠でシャツを脱ぎます。

 

 

越さねばならぬ二つのコブに、ゲンナリ。(笑)

 

 

三本槍、甲子旭の慰撫、慰待に与って、元気回復!

 

 

後は、すたこら。

 

 

ムラサキヤシオや・・・

 

 

シロヤシオ・・・

 

 

そして、みんなの・・・

 

 

ねぎらいエ~ルに与って・・・

(行程/10.5km;1,053m↑1,053m↓|参考タイム/大黒屋発05:30~08:43大白森山頂着ー発09:23~11:38大黒屋着)

無事の下山、

慈仁の山路に

感謝、感謝、感謝。

 

fin