花もない、眺めもない。~でもみんな、心は満タン。

今日(5/24)は、阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』(884m)
及び、堂山王子緑地環境保全地域を見回ります。
本日は、『山開き』。
前回(5/10)、ヤマツツジの蕾が少なく案じておりましたが、やはり、
「今年は天候の影響もあり、ほとんど開花が見込めない状況です」
との、残念な案内文が、直近、田村市のホームページに。
予報も雨混じり、宜しくありません・・・。
それでも、にもかかわらず、山へと、うずうずしている人は来る。
必ず、来るのです!
先ずは、堂山王子神社へ。
~室町時代中期に建設されたもので、国重要文化財に指定されおり、
神社と一体となった自然環境が緑地環境保全地域として守られています。

堂山王子神社の見回りを了え、いつもの高柴山門沢登山口へ。

本日は『山開き』。受付を済ませ、記念バッジを拝受。~いざ。

直ぐに「第一登山者」?発見。(笑)

常日頃、この山の整備にご尽力頂いている門沢地区の方々でした。
元気いっぱいです?

小雨に煙る中、黙々と。

山頂部が近づくと・・・

ヤマツツジが歓呼して迎えてくれました。

「めんごい、めんごい」。

咲こうとして果たせなかった仲間の意志を合せます・・・。

三ツ石(水石)で、地区や市の方々と、しばし、歓談、四方山話。
ヤマツツジの「不作」は、やはり4月下旬の遅霜が原因だろうと・・・。

そうこうしていると、みなさんがどんどん到着。にぎやかに。

山頂部を見回りながら・・・

展望台へ。

かなしいかな、「紅色」が・・・

見当たらない・・・。

さて、『安全祈願祭』。~用意が整うの待ちます。

了えて見渡すと、登山者のみなさんがかなり。
悪条件なのに、よくぞ、来られた。

展望台は大賑わい。

わいわいがやがや?目には見えねど、雲陰の山座同定に花が咲きます。
「どうぞ、ゴミの持ち帰りにご協力下さい」~聞えてます?(笑)

『山開き』の日にこれほど緑が強いのは・・・

ちょっと記憶にありません・・・

初めてかな?

一帯に、異状のあるなく、安堵。
展望台を辞し、三ツ石へ。
松の木の下では、宴もたけなわ・・・

『山開き』の日は、地区のみな様の懇親の日でもあり、
ヤマツツジよりも豊かな花が咲き溢れます。

辞して、帰ります。
山頂部をちょっと外れると、ヤマツツジは健気。

今年の「不作」は、或は経験的知識からすれば、「遅霜が原因だ」と、
そう立論してしまえば、変に心に納得がひろまってしまうけれど、
”安易に始末をつけるな”と、如何にか斯うにか咲くを得たものたちはいう。
そもそも、一つひとつの個体の、「咲く」という、ひとすじの気持が、
何故に、集って、統一ある華やかなドラマをつくるのか、
その、深い、根柢にある理由、その妙なる気持ちを、誰か知っているのか。
自己を超えた何ものかとの対話がなければ、思い到る可くもないのです。
そして、想い到る事がないなら、そこから「善」も「徳」も生れはしません。
信ずること、それが生きることだと、花たちは告げています。

咲かなくてわかる、ひとすじの気持ち。

ヤマツツジの「挫折」を蔽う、ヤマボウシの愛。

ヤマツツジの気持ちを合せて・・・

高らかに。

その祈りは、"Grace be with you".

後は、すたこら。

樹々の精のねぎらいエ~ルに与って・・・

無事の下山、
仁謹の山路に、
感謝、感謝。
fin