今日(7/10)は、磐梯山へ。
本日は、
第24回参議院議員通常選挙の投票日ということで、
てきぱき上って、たったか下りて、さっさと帰り、
粛々と投票所へ、――。
ここは3月、4月と残雪に遊ばせてもらいましたが、
その後、5月、6月と来れず、何だか久しぶり~の感。
お山は雲に蔽われ、憂思、憂容でしたが、
親昵に浴し、
安んじて運歩を愉しむことが許されました。
感謝。
報道を見ても、この頃の熊さんは新世代、
ヒトを避ける言伝え、"常識"はなさそうです。
でも山に棲む熊さんにはまだ"良識"があるはず?
熊鈴二つ(!)は信頼の証しです。(笑)
猪苗代スキー場ゲレンデトップから。
沼の平に一息、いつもの場処で。
寄ろうかどうか迷っていた櫛ヶ峰。
ガスの中から、"今日はいいよ"。
弘法清水小屋着。
澁谷さんとしばし歓談、四方山話。
山頂を目指します。
磐梯山を頂きました。ん~、何も見えず。
おにぎりを食べながらボケ~っとしていると、
辺りの雲がきれだしました。
青空が…
そして、陽精が、
頌いだしました。
下界に、「改憲」の力がうごめきます。
「季康子、政を孔子に問う。
孔子対えて曰わく、
政なるものは正なり。
子、師いるに正しきを以ってせば、
孰か敢えて正しからざらん。」
(『論語』顔淵第十二)
まつりごととは正しさであると、
孔子は喝破しました。
経済だ、改憲だと詭弁を弄する彼らに、
今の憲法を超えるどんな正しさが有るというのでしょう。
ひとり一人に、
ほんとうの幸せが問われています。
天が宙を、雲を透して肯ってくれました。
蔽っていた雲が退いてくれた、束の間に。
さて、投票に行かねば。
ウスユキソウのねぎらいとエ~ルに与かって。
三合目で、この山の猛者、M上さん、O部さんとバッタリ。
語らっていると、あきらめていた天狗岩が…。
貌を出し始めました。
"天を仰ぎ、天から生きよ"と、呼ばわる響。
"ありがとう"。
沼の平に一息。
憂思、憂容。
赤埴の山脊から、猪苗代湖。
"お久しぶりです"。
ゲレンデトップを遣り過し…
駆け降ります。
憂心を蔽う、天。
無事の下山
憂心通うお山に
感謝、感謝。
Fin