あるく

~山の恵みの備忘録~

高柴山/遜遜 2016年7月3日



  今日(7/3)は、
  阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』
  及び、
  堂山王子緑地環境保全地域
  を見廻ります。

  先の週(6/26)は
  『第4回 高柴山げんき復活大作戦!!』。
  生憎、地区の行事と重なってしまい、参加はならず。
  ちょっと負い目の?山入りとなりましたが、
  後れても潔く咲くヤマツツジの遜遜に、慰められました。
  感謝。
  
  

  いつもの門沢登山口から。(田村市船引町) 
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  雨になりそうな空模様ですが、時折、薄く、陽精のエ~ル。
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  山法師の迎候に与ります。
  この山は山桜も多いですが、山法師も多い…。 
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  水石に、展がる阿武隈
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  左に移ヶ岳、そして奥に日山。
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  山頂展望台に到着。
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  まずは、周覧。
  日影山、薄く蓬田岳。
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  阿武隈に雲気雲勢。
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  雨雲は、退潮気味。
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  大滝根山が雲と遊びます。
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  辺りにはアヤメ…
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  そして、ホタルブクロが頌います。
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  山頂部を見廻ります。
  どんよりは、一進一退。

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  ところどころにヤマツツジの、頌歌。
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  ひとつ一つに、独特の調律があります。
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  ノアザミの精精。
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  あの、山開きの日の紅采はすでになく…
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  ただ後衛としての、本懐。
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  ひとすじの気持、花々の讃歌がながれます。

  じっと見つめていると、
  このどんよりとした天気のようなこころに、
  「夢のようなものがとぼり
  花のようなものがとぼり
  かんがえのすえは輝いてしまう」
  ――八木重吉
  
  ヤマツツジの徳恵に浴するひと時。 


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  一回りして、異状のあるなく、安堵。
  再び展望台へ赴き、ランチタイム。

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  私が食べ終わるのを待ちかねたように、
  雨雲が上空を占拠しだしました。
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  ガスがたちこめ、ポツリポツリ。
  ”備えよ、常に”は昔取った杵柄、ボーイスカウトの精神?
  サッと、傘。
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  雨も雨、そろそろ、帰るとしましょう。
  ウツボグサと語らいながら。

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  葉っぱがうれしそうに、天水を押し戴きます。
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  山法師のエ~ルに、感謝。
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  小雨に煙る小径をひとり、のたりのたりかな。
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  無事の下山、
  花々の遜遜に、
  感謝、感謝。




  Fin