今日(7/3)は、
阿武隈高原中部県立自然公園『高柴山』
及び、
堂山王子緑地環境保全地域
を見廻ります。
先の週(6/26)は
『第4回 高柴山げんき復活大作戦!!』。
生憎、地区の行事と重なってしまい、参加はならず。
ちょっと負い目の?山入りとなりましたが、
後れても潔く咲くヤマツツジの遜遜に、慰められました。
感謝。
雨になりそうな空模様ですが、時折、薄く、陽精のエ~ル。
山法師の迎候に与ります。
この山は山桜も多いですが、山法師も多い…。
水石に、展がる阿武隈。
左に移ヶ岳、そして奥に日山。
山頂展望台に到着。
まずは、周覧。
日影山、薄く蓬田岳。
阿武隈に雲気雲勢。
雨雲は、退潮気味。
大滝根山が雲と遊びます。
辺りにはアヤメ…
そして、ホタルブクロが頌います。
山頂部を見廻ります。
どんよりは、一進一退。
ところどころにヤマツツジの、頌歌。
ひとつ一つに、独特の調律があります。
ノアザミの精精。
あの、山開きの日の紅采はすでになく…
ただ後衛としての、本懐。
ひとすじの気持、花々の讃歌がながれます。
じっと見つめていると、
このどんよりとした天気のようなこころに、
「夢のようなものがとぼり
花のようなものがとぼり
かんがえのすえは輝いてしまう」
――八木重吉
ヤマツツジの徳恵に浴するひと時。
一回りして、異状のあるなく、安堵。
再び展望台へ赴き、ランチタイム。
私が食べ終わるのを待ちかねたように、
雨雲が上空を占拠しだしました。
ガスがたちこめ、ポツリポツリ。
”備えよ、常に”は昔取った杵柄、ボーイスカウトの精神?
サッと、傘。
雨も雨、そろそろ、帰るとしましょう。
ウツボグサと語らいながら。
葉っぱがうれしそうに、天水を押し戴きます。
山法師のエ~ルに、感謝。
小雨に煙る小径をひとり、のたりのたりかな。
無事の下山、
花々の遜遜に、
感謝、感謝。
Fin